スタジオの収録内容を放送前にブログで公開するのは止めてくれとの事だったので、興味をそそり番組を見たいと思わせる程度に留めていたのですが、もう放送後なので何を書いても取り合えず構わないので書きます。


みんなでニホンGOのとんでもございませんの回。カンニング竹山の後ろにスタジオで観覧していた私がばっちり写っていました。


それは置いておいて、「とんでもございません。」は間違いで「とんでもない事でございます。」が文法的に正しいのではあるけども、「とんでもございません。」は問題なしとして文化庁が「敬語の指針」で明らかにした。


「とんでもない」は「とんでも + ない」ではなく、「とんでもない」の一語の形容詞(イ形容詞)だから、「とんでもないことでございます。」と言うのであって「とんでもございません。」は正確には間違いであるのだが、すでに市民権を得た敬語表現なので使用するには問題なしとの事だ。


私も問題ないと思う反面、問題なしとした場合、本来イ形容詞(形容詞)であるはずの「とんでもない」はナ形容詞(形容動詞)でも無くなり「とんでもない」の立場は中途半端になってしまう。これを日本語教育としてどう処理するのかが悩みどころだ。動詞の「来る」「する」の活用みたいにこのまま覚えろと言うしかないのかな・・・・そもそも敬語表現は日本語でも中上級で習う事項。「このまま覚えろ。」でも通用しそうだが、何か奥歯に引っかかるものを感じる。


何とか上手い説明は無いものかな・・・・・


とりあえず「このまま覚えろ。」で行くことにするか。