2009年2月5日、大分県臼杵市にある糖尿病肥満治療の病院、大塚病院に入院する日である。 


 私の家は熊本県大津町にある。私が入院する病院は大分県臼杵市にある。大津町は大分よりの場所にあるのだが、私の移動手段は50ccの原チャリ。平らな道ならば、何キロだろうが問題は無いのだが、大分に行くには阿蘇越えをしなければならない。行けなくは無いだろうが、通常よりも時間がかかるだろう。カーナビで距離を調べたら130キロ程。時速30キロ・・・・建前上なので、通常ならば4時間チョットの道なのだが、山越えの減速を考え6時間と読み、朝8時に家を出た。


家を出て、約30分、阿蘇の勾配6%の道が延々と続く、原チャリのスロットルをフルにしても25キロしか出ない。130キロの人間を乗せての山越えをさせられる原付も悲惨だ。


高度もだんだん増す。今は立春を迎えたとは言え冬だ。寒さも増してくるのだが、太陽の日差しもあり、耐えられない程でもない。立野あたりから少し平らになり、原チャリは十分加速できる状態になったのだが、竹田に入る前に再度峠がある。ここも無事登りきった。


ぶす犬くーちゃん-1
竹田に入る前の峠からの眺め。


ぶす犬くーちゃん-2

やっと大分に入った。出発してから2時間後の事だ。


竹田に入り、国道502号線に入る。ここは滝廉太郎の荒城の月のモデルとなった鎌倉時代の城跡「岡城」があり、その先には見ごたえがある滝の「原尻の滝」がある。寄ろうかな・・・とは思ったが、何時着くか判らないし、14時に病院に入る約束をしているので、パスをしたのだった。


原付は順調に進み。なんと出発から4時間半で到着してしまった。よくよく考えたら峠を越えたら下りであり、遅れをイッキに取り戻したのだった。


予定よりも早く着いてしまい、時間を持て余したので、
ぶす犬くーちゃん-3

JR臼杵駅で通行人を捕まえて、記念撮影をしたのだった。

その後、地図上東にある大塚病院を探すために、東に向かい、直ぐに発見した。時間はまだまだあるので、臼杵城跡を見物した後に病院に入ったのだった。