明日は大津町の町会議員の選挙である。


 私は今回は共産党の議員に入れるつもりだ。


 共産主義と聞けば、昔のソ連などをイメージしてしまい、敬遠する人も居るのだが、現在のロシアや中国の発展を見れば判るとおり、決して悪い思想では無いと感じる。


今回の金融危機で日本の資本主義の脆弱さが露呈された。


資本主義の問題点として


低賃金、劣悪な労働環境


物価の乱高下


社会保障の不備


貧富の格差、失業・無業・無産層の存在


市場を求めて他国へ帝国主義的な侵略



これらに対する反動として大企業や資本家を打倒し労働者が主体の社会を目指すことで、資本主義の抱える様々な問題点を解決する動きとして共産主義が生まれたのである。


ただ、上記のような共産主義がまかり通れば、労働者が努力により資本家になる事が出来なくなる。努力が報われない社会も問題である。


 昨今のロシア、中国は共産体制の中でも自由経済を推し進めた為の躍進である。自由な経済に秩序ある一定のルールを設けるのがこれからの共産主義のあり方だと思う。


 例えば、8億円稼いだら、一生生活をするのにこれ以上お金はそもそも必要ですか?ある一定を稼いだら、給与・・・と言うか、経営の立場では報酬はそもそも無しで、それ以上稼ぐならば、8億以上は国が持っていっても構わないのである。

 

 それならば、みんな仕事を辞めてしまうと言うでしょう。一生遊んで暮らせる金があるならば、辞めたらいいんじゃ無いでしょうか。そのポストを別の人がやれば良いだけの事。別の人にチャンスを与える意味でも辞めたほうがいいんじゃないでしょうかね。


 企業の内部留保は国が管理する。どうせ、未来は内部留保の消耗戦に突入して、企業同士の痛めつけあいをする訳だから、最初から内部留保の金は国が管理して、それを失業者対策と景気対策に強引に回せばよいだけの事。


 働かざるもの食うべからずの言葉があるが、働くチャンスを奪いながら、この言葉は愚かである。働く意思がある者には、働く機会を与える。働く意思があるが、介護等で状況が許さない場合もあるだろう。その場合は補助をする。


これらの事は現在の体制ては無理だ。だから、私は共産党の議員に一票を入れる。