今回も残念ながら、入賞は出来なかった勤労者美術展。でも人の作品も見る事が出来るから私は毎回作品を出しているし、これからも出す。今まで写真をやってきたのだが、ダイソーの100円均一で絵の道具が揃えられる事もあり、かなり絵画のほうをやってみたくなっている。全体的に見たら、書き込まれた作品が通っている。入賞していない作品はパーツパーツは上手に書けているのだが、自然では有り得ないバランスで、本人がそれ気付けば化ける要素が隠れている作品もあった。


今回出品した作品はアンコール遺跡群のプリア・カンに居た天女さんだ。プリア・カンを訪れた時・・・当然幻なのだが、その天女さんが青く光って見えたのだった。


 今回の作品は美術作品ではあるけども、学術的な意味もある物であり、私が通う放送大学の人たちにも見てもらいたくて大学の殺風景な壁に掛けてもらおうと電話を掛けたのだった。相手としては戸惑う申し出なのだが、「迷惑ならば持って帰る」との姿勢で話したら、取り合えず見てもらえる事になった。来週の土曜日に放送大学熊本学習センター(熊本大学構内の人文側)に持って行く事になった。


 アンコール遺跡群はなんの知識が無くても圧倒される迫力がある。それに対して隣国のタイの遺跡は上座部仏教の知識がなければ面白さは半減してしまう。勿論アンコール遺跡群はヒンドゥー教と仏教の知識があった方が楽しめるのだが、それが無くても楽しめるのはそれだけ強い遺跡。凄い遺跡なのだ。


 私はアンコールに惚れ込んだ。3月には一ヶ月間かけてアンコール遺跡群を回りたい。