審査に掛ける写真は撮れたのだが、最初にスタジオに送る自己紹介兼腕前披露の写真をまだ撮っていない。しかし、その写真のコンセプト自体は既に決めていたので小道具さえあれば何時でも何処でもすぐに撮れる状態ではあった。
その小道具は「団子」早速ロケで使わせてもらっている食事所の亀山屋さんに「団子はありますか~」と訊ねるとあっさりと「団子はありませ~ん」との事。
(゜д゜;)
しかたなく「甘味は何がありますか~」と訊ねると「葛餅ならあります。」との事。
さっそく小道具を葛餅に変更。
葛餅です。キナコの甘さがほどよくめちゃくちゃ美味かった。
早速撮影。
超ローアングルから天を見上げるように捉え、葛餅を食べる自分撮り
「天高く 俺 肥える秋」
腕前披露と自己紹介と言うよりも一発芸の最初の掴みと言ったほうが適切のような写真でした。
この写真をスタジオに送信する事となる。
その後に会場進行司会のドロンズ石本さんが登場。
ドロンズ石本さんも作品を司会の合間に「ちいさな秋」テーマに写真作品を撮らなければならない。石本さんは現場をパット観て亀山屋さんでおでんを貰い、それを使って写真を組み立ててしまった。その間10分も発っていない。テーマに縛られすぎていた私には衝撃的だったのだ。
保津川に浮かぶ嵯峨野の紅葉を背景におでんを撮影するドロンズ石本さん。
ドロンズ石本さんの撮影している姿
ドロンズ石本さんと私。石本さんのマネージャーさんが撮ってくれた
おでんを写した際の背景です。
一撮影終わり、モデルとなったおでんを食す石本さん。
これが石本さんが撮影した作品「ちいさな秋」に「しあわせ」を加えても良いかな・・・・