BS-Japanの番組「ガイアの夜明け」で街の電気屋さんが大型電気量販店に真っ向勝負をやっている放送があった。


そのシステムは知ったとき「こりゃヤマダ電機は危ないな・・・・・」と感じたのだ。


街の電気屋さんがアトム電器に毎月5万円を払い、それを原資としてメーカーに一括仕入れをしているのだ。


そもそも、街の電気屋さんは家の電球を取り替えたりと街のお年寄りの強い見方、また据付された電気機器の修理もしてくれる街のヒーロー。しかし、その電気機器の価格は大型量販店には遠く及ばず、電気工事と少々の電球を販売しているのが現状だ。


しかし、アトム電器は、街の電気屋さんをアトム電気に加盟させる事により街の電気屋さんのフットワーク+ヤマダ電機の値段を実現させてしまった。特にエアコンは大型電気量販店よりも高ければ、その商品の値段の差の二倍を返金するとの超強気の商売をしているのだ。


このアトム電器の本部。見るからに少々儲かっている電気屋程度にしか見えない。番組ではメーカーの営業担当がこのアトム電気を舐めて係り、逆に恥をかいていた場面があった。エアコンの500円の値下げ交渉で、メーカー営業担当者が「もう帰りますわ~~」と言った所、「うちはバックに500の加盟店があるのですよ。×500の商いを投げるのですか。」の言葉にその馬鹿営業担当者を椅子に座らせたのだ。


安くて良い物を求めるのは今や当たり前、アトム電気はそれプラス質に目を付けた。この社長は天才だと感じたのだ。


http://www.atom-denki.co.jp/index.htm

↑アトム電器チェーン


http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview080722.html

↑ガイアの夜明け 巨象に立ち向かえ ~町の電器店と商店街の闘い