相方は竹亭でカツどんを食べ至福の時を過ごしたのでしたが、私はまだまだタイフードが食べたくてしょうがありません。なので、相方をホテルに残して、夜の屋台に繰り出したのだった。
タイのラーメン屋台です。
きゃっこいい少年コックさんです。タイやきそばを誇らしげに調理していました。
ラーメンを注文して、しばらく待つ。屋台なので、ラーメンを屋台をはさんで手渡しとなる。少し奥にテーブルが開いていたので、座ると目の前に西洋人の男性がおなじくラーメンを抱えてやってきた。お互いにラーメンを食べて終わる頃に旅行者の決まり文句で「何処から来たのですか」と訊ねてきた。彼はカオサンの西欧人の中でもカジュアルな服でも身なりが良かったので嘘の必要も無い。素直に答えたのだった。彼はアメリカ人でノースカロライナから17時間も掛けてタイまでやってきたのだった。タイが大好きで過去に4回も訪れているとの事、相方が腹を壊してホテルで寝ている事を言ったら、彼も最初はそうだったらしい。やはり最初の下痢は東南アジアの洗礼なのだな。
最後のタイの屋台料理も終わり、ホテルに戻りがてらスターフルーツを使ったシェーキを買ったのだったが、これが失敗した。珍しい南国のフルーツで物珍しさに注文をしたのだが、味が薄く少し酸っぱいのだ。薄いレモンジュースで、種と皮がまとわり付く。途中で捨てたのだった。
ホテルに戻り、帰り支度を始めたのだった。