ネットカフェでだらだらと時間を潰すにも飽きてきた。夕飯の時刻なので、中華料理を食べに行く事にした。

地図通りに行くが、シャッター通りと化している。本当にあるのか????

不安がよぎる。

あった。

しかーし。

そこは地元の人が行く中華料理屋だったのだ。勿論ちゃんとした店で日本のレストランとなんら変らないのだが、全てタイ語。メニューを見てもチンプンカンプン。ウェイトレスもタイ語しか判らない。そこに英語が判るマネージャーが来て事なきを得た。メニューには写真が載っているので、それを案内に注文をした。


タイのレストランの特徴は一皿で何人前の形式の注文だ。タイの隠れた名物は以外と思われるかも知れないが北京ダック。町の屋台食堂でも食べる事が出来る。


北京ダックを二人前注文。相方は豚のあんかけ、私は海鮮焼きそばを注文。飲み物は相方は菊茶、私は普通のウーロン茶であった。

テーブルに着くと最初に水が出るのは日本くらいなもので、外国では必ず飲み物の注文を訊いてくるのだ。

しばらくしたら料理が届いた。

相方には白飯が届くとばかり思っていたのだが、届かなかった。注文ミスだったのだ。後から注文したら時間が掛かる掛かる。どうやら注文後、蒸していたのだろう。


中級料理をタップリ食べて800円程度、安い。日本では軽く2000円を越える料理だ。


タイではこれくらいのレストランとなれば、支払いはテーブルで行なわれる。私はそれをしらずに注文票を持ってレジを探しながら出口辺りをうろうろした。店員も不思議そうに私達を見ていた。そこにマネージャーがやって来て、立ちながら支払いとなったのだ。通常はテーブルで小声で店員を呼んだり手招きして「チェックプリーズ」と言う所なのだ。