今日、軽自動車検査協会でお袋の車の車検を受けてきた。いわゆるユーザー車検だ。車検は自分で車検を受けても簡単だ。実際に車検の受験者の中には会社の事務服を着た女性も居るくらいだ。多分会社の車の車検を受けに来たのだろう。と言うか、単に書類手続きの後、通常道路を走る為の安全表示機である、方向指示器、ランプ、ハザード、ブレーキランプの確認とエンジンルーム内の異常と言っても、エンジンにヒビが無いか、オイル漏れは無いかの確認だけ。後は検査ラインに乗ってスピードメーターに狂いが無いか、具体的には40キロになったらパッシングをするだけ。光軸の検査の為にハイビームにするだけ、後は勝手に検査機が動いて検査をする。後はハンドル舵の検査と下回りの概観検査。人ごと車が高くもちあがり、ハンドルを左、右、真ん中にするだけ。これで検査終了。馬鹿みたいに簡単だ。当然普通に運転が出来る女性ならば受験は出来るのだ。
車検合格後に貰えるステッカー
車検代
1400円
重量税
8800円
二年間の自賠責保険
22540円
合計 32740円
しかし、現実がどんなに簡単でも世の中のノイズに引きずられ大げさに考えすぎ、「車検は難しいもの、大変なもの」と思い込んであきらめてしまう奴もいる。逆に言えば、あきらめ癖があり、あきらめる事が出来る環境、あきらめる事が許される環境にどっぷりと浸かっているのだな。
聾の女優、岡田絵里香は言う「あきらめる事が出来るのは贅沢だ。」と彼女の聾者として歩んだ人生、言葉を獲得する壁を乗り越えた努力。あきらめる事は即健常者社会との断絶を意味する立場の人だ。それ故に彼女の言葉には重みがある。
チンコマンコだけは活動的でもあきらめ癖がついたらもうその時点で人生は終わりだ。どんな状況でもかならず突破口はある。その突破口は待っていてもやってこない。自分から動くしかないのだ。
↑ 岡田絵里香のブログ