北朝鮮拉致被害者向けの短波放送「しおかぜ」を聴いた。
ジェンキンスさんが北朝鮮内でVOAを聴いていたとの事が切っ掛けに始まった放送だ。
VOAは短波を使い、全世界に向けて放送をしている。
http://www.voanews.com/english/portal.cfm
↑VOA
しおかぜだが、この放送が始まってから妨害電波が出ているのだ。妨害電波の出所は北朝鮮からだと日本政府は言っている。北朝鮮がこの事を否定しても無駄だ。北海道と九州からセンサーで電波の方向を調べて、その方向を結べばいいからだ。
しおかぜの放送内容は聞こえるは聞こえるが、妨害電波で楽しむ事は出来ない。第一級アマチュア無線技士の立場で言わせて貰えばこの状況を打開する方法は以外と簡単だ。短波でも高い周波数を使い、サイパンあたりからビームアンテナを使って北朝鮮に向けて電波を出せば良いのだ。北朝鮮内では電波が打ちあがり落ちる場合、国としても小さすぎる為に角度は垂直に近い、そのために電波の周波数が高い場合は反射せずに宇宙に電波が突き抜けてしまうのだ。ところがサイパン程度の距離があると電波の打ち上げ角度が低いために強く電波が落ちるのだ。ビリヤードに例えると、クッションに垂直で球をぶつけると戻ってくる球の勢いはクッションで吸収されて弱まるが、角度が浅いと球の勢いは強いままだ。
しおかぜの方、このブログを見ているとは思えないけども、放送はサイパンから高い周波数で行なうのがいいですよ。
http://senryaku-jouhou.jp/shiotsuu.html
↑しおかぜ