水着撮影会の帰りに平成新山でも見ようと思ったが、海沿いの夏の気候で空気が水分を含み奇麗な山は見れない状況だった。
細かい事を書くが、「露点温度」というものがある。温度と湿度の絡み具合で、空気から水が搾り出される温度の事だ。空気はそもそも温度が高いと水を抱える事が出来る。クーラーを使うと水が出てくるのは空気がクーラーによって冷やされ抱えこんでいた水を抱えきれなくなり水として出てしまう。大気でもおなじメカニズムがありそれが雨なのだ。
今日のような温度の高い晴れた日は空気中には水分が沢山あり、その水分が遠くを見難くしている。平成新山はくすんで見えたのだった。
しかたないので「道の駅、みずなし本陣」に行った。この中には平成新山噴火の噴火による土石流により家屋が飲み込まれた家屋をそのまま後世に残す目的で作られた「土石流被災家屋保存公園」があり、これが中々見ごたえのある場所だった。
http://www.shimabara.jp/mizunashi/boulder/index.htm
↑道の駅みずなし本陣
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%AE%E8%B3%A2%E5%B2%B3
↑平成新山(雲仙岳:ウィキペディアより)
土石流が襲い掛かった状態で展示されている。
ドームに保存された被災家屋