みやげ物屋の後はレストランに入った。

小さく「2nd Class Restrant」と書いてあった。

学生のカップルとアイルランド人とガイドさんと運転手は正面の建物に入り、私と西安の公務員の王力君と内蒙古自治区の阜新市で酒造組合と内蒙古自治区サッカー協会の幹部の張さん夫婦と私は離れの部屋に入った。

この時気づいたのだが、この旅行参加者で一番の貧乏人は私だったのだ・・・・


食事は全員ご飯を注文、おかずは各自注文してそれをみんなで突付くのが中国でのレストランの暗黙の了解だ。と言うかだった。

魚料理は骨ごとぶつ切りにして調理するから食べにくい。

スープは各自小鉢に取り分けるでもなく大鉢に直接レンゲを入れスープをすくっては口に運ぶのだ。

少し面食らったが、これが中国の普通の感覚なのだ。


食事代は全部で100元、一人当たり25元だから・・・この時の一元は13円だから325円だった。



レストランにて
王君、私、張さん夫婦


中国のツアーはバス代のみで食事や博物館の入場料などは自分で支払うのだ。

よくよく考えてみたら、参加者は学生もいれば社会人も居る。入場料は人それぞれ違うのだ。これは日本でも取り入れるべきシステムかもしれない。


食事も終わり、駐車場に向かおうとしたら凍った雪を踏んでしまい「ズテーン」と尻餅を突いてしまった。かなり痛かったがとりあえずしのげない程度でも無い。ツアーもこの旅行も無事に終えるる事が出来たが、この時の尻餅が原因で半年位座るのが少し辛かったのだった。


冬の北京は日本の寒い感覚ではなく冷い感覚だ。雪も固く地面に所々に点在する。冬の中国に行かれる皆さんおきおつけください。