仏国寺の観光が終わり、つれていかれたのはガイドさんが経営しているみやげ物屋だった。
この日本語が流暢なガイドはみやげもの屋の社長だったのだ。
骨董品を扱う店で免税店でもあったから一様まともな商いをやっているみたいだが、私達はもともと買う気じたいが無かったので、誰も買う事なく、社長はがっかり、日本人を相手にするならば、ちょうちんだとかもっと安い物を売れば良いのだが、骨董品が沈んで胡散臭くはなるな。
まー経営の工夫でもしてくれ。
何も買わなくてもこの社長は買ってくれたら儲けものくらいに考えていたのだろう、あからさまながっかりでは無く、「あーちと残念」くらいの感覚で、また、慶州に来てくださいねといって握手で別れたのだった。