荷物をまとめにゲストハウスに戻る。
ゲストハウスの本館にておっちゃんを待つ。
空港まで送ってくれるのだ。
待ってる間に疲れが一気に出てしまい、机で寝てしまっていた。
おっちゃんに起こされる。
おっちゃんは「次来るときは嫁さんと一緒に来なければ泊めんぞ」と言う。
うーんキツイ言葉だ。
僅か五分程度で空港に到着する道で、苗ぱあちゃんの事、東崎の事、お袋への土産の事、さまざなな事をおっちゃんと話した。五分程度でも嬉しく楽しい時間だった。
与那国空港に到着、再度「次来るときは嫁さんとなっ!」と言われた。
私は「勿論!」と返す。そして、「フガラサ(ありがとう)」で別れた。
見たい人は与那国まで行ってね。
与那国語の話者、貴重で大切な人々、豊穣の島、何度でも行きたい・・・・・
嫁さん探さなきゃ・・・・・・・・
与那国空港
今更ながら日本最西端のタクシー乗り場、
到着の時はおっちゃんが向かえに来てくれていて、見る暇が無かったのだ。
チェックイン時は座席を勿論選べるのだが、座席数が少ないためか、直接下敷きのような座席表にシールを貼り付けて座席の指定と管理をしている。私は飛び立つ際の車輪の迫力の画像が欲しかったのと、島が見たかったので、右の最後部を狙っていたのだが、良い場所は直ぐに埋まる。仕方なく、左の席になった。
チェックインも済み、フライトまで小一時間あった。実はフライトが遅れていたのだ。ここは与那国、なにもかもがゆっくりしている場所。
最後に与那国そばを食べようと思い、食堂に行くと品切れo(;△;)o
仕方なく、食堂を出てみやげ物屋に行く。お袋の土産に買った与那国織があった。博多織は男の職人がはたを織るが、ここ与那国は女が織る。与那国織は与那国伝統工芸館で作られている、与那国織は今でも昔の手作業でのはた織だ。糸を通しては「コンコン」と手で織り込んでいく。だから高価だ。ちなみに安い博多織は完全にコンピューターでの自動化された機械織りだ。
与那国の海底遺跡のDVDがあった。グラスボートに乗らずこれを買えば良かったかな・・・・
後はみやげ物と言えば定番のちょうちんだとか、Tシャツだとか・・・・このあたりはイメージできると思う。
時間が来たのでセキュリティをくぐり、しばらく待機の後飛行機まで歩いて乗り込む。
プロペラが回りだす。滑走路の端まで動く。プロペラが勢いを増す。滑走路を走りだす。
Dr.コトー診療所、比川音楽祭、東崎、泡盛工場、九部良漁港、健康センター、与那国診療所、西崎、馬、牛・・・・そこで出会った人々・・・・
さまざまな事が頭をかけめくる。
最高の旅だった。ありがとう与那国、また来るよ。