昨日に引き続き、西崎灯台まで夕日を見に行った。
島の夕日は水蒸気で雲が巻いてしまい、中々水平線に沈む綺麗な夕日は拝めない。
与那国最後の夕日を見るチャンスの今回は最悪だったのだ(ノДT)
まだまだ日暮れには少し早い、横からは濃い雲が迫る、水平線の上には雲の帯が巻く。
水平線に沈む絵のような夕日は絶望的な状況だ。
雲の間から光が差す。これもまた綺麗だ。
太陽が雲に包まれた
今日も一日が終わった。幕を引いたのはアマテラスでは無く、風神さんだった。
風景写真はイメージ通りには事が運ばない、これがヌードならば相手は人間、指示をしたらよいし、欲しいイメージを上手く伝えたらモデルも協力してくれるが、風景をやるとなると写真かそれ以上のレベルの気象、海象、地理などの科学的な知識が必要となり、これらの知識を元に絶景な景色を科学的に予測しないと中々効率的な撮影は出来ない。人間の都合で景色は動いてくれない。しかし、イメージどおりの景色でなくても予想とは別の美を見る事がある。それが風景写真の醍醐味だ。