腹も膨れ、次の目的地慶州まで行くにはバスで行かないと行けない。

バスターミナルがある老圃洞駅までは梵魚寺駅から一駅だ。歩いてもたいした事は無いと思ったのが少し間違いだった。ここの場所は町の中心部から離れていて、一駅が離れていたのだった。

行けども行けどもそれらしき建物が無い。しかし、都市を結ぶような幹線バスはひっきりなしに通る。近くにある事は察知できる。

そうこうしているうちに交番があった。

「バスターミナルオディイスムニカ?(バスターミナルは何処ですか)」と

おまわりさんに尋ねると指で反対側の歩道を指し指を五本出した。

多分、「反対側の歩道に渡りそのまま五分程歩けば到着する。」との事だろうと思ったら正解。

ここまで約30分ほど。無駄な時間だった・・・・のか、通常の観光客では体験は出来ない時間と言えば聞こえは良いが、単に迷っただけだった。が次は自信を持って歩いていけるので、電車を待ち乗り込むよりも早いだろう・・・と思う。