ホテルまで案内してくれた現地係員の人に博物館までどうやったら行けるか訊いたら、少し難しいのでタクシーを使ってくれと言われた。

少し難しいと言われたらやりたくなるのが私の性分、早速地下鉄で出かけた。


韓国の地下鉄は先に行き先のボタンを押し、その後にお金を入れる。

ガイドブックどうりにソミョンで乗り換え、駅名は忘れたが無事に到着、しかし、、、、、

出口が判らない、、、、、

適当に地上に上がり、少しあるいても見当がつかず、ちょうど目の前の電気店で荷物を運び込んでいた人に場所を訊いたら、私の韓国語が余りにもお粗末だったために英語で「あの交差点を右に曲がり、一キロ位行った所だよ。」と教えてくれた。

その通りに行ったら表向きは地味な建物に「プサンハクムルグゥァン」と書かれていた。幸い初めての海外旅行で構えてしまい、大学で韓国語の単位を取ったために文字が読めたから良かったが、文字が読めない人には気づかなかったかったかもしれない。

中に入り、入場券を買おうとしたら、雰囲気で気づいたのか係員が日本語で「見学ですか」と尋ねてきた。

日本語が出来るスタッフが居るならば表にもせめて漢字で「釜山博物館」と書いておけよと思ったのだ。

ちなみに入場料は日本円で大人50円、大学生30円ほどだった。