9月に行われる予定の最大野党の自民党の総裁選。
この総裁選に意欲を示している議員が現時点でも数多くいます。
まず一人目は現職の谷垣総裁。
野党時代に党首となり早3年になりますが目立った実績はありません。
谷垣総裁はどちらかといえばトップではなくて調整型に向いている気がします。
しかし憲法改正草案作成や長老達を含めて党を崩さずにいるという点ではそれなりの評価もあっていいと思います。
ただやはり結果が欲しいために一刻も早く衆議院の解散を行いたいのが谷垣総裁の本心でしょう。
なので野田首相と密談をしたと思います。
もしかするともう既に解散の密約を取っている可能性も指摘されていますがどうでしょう。
ここは難しいですね。
もし確約を裏で取っているならこのまま谷垣総裁が二回目の当選をする可能性も充分にありますが
ただ谷垣総裁では多少押しが弱い気もします。
ちなみに先日野田首相から自民党に11月をメドに衆議院の解散を行うと通知されたようです。
閣僚や党執行部の役職にも結構就任しており内閣では財務大臣や国土交通大臣、国家公安委員長
など、執行部としては現職の総裁に加えて党三役の政調会長にもかつて就任しています。
民主党や公明党、社民党、共産党などが推進している外国人参政権には明確に反対の立場を
とっています。
そして二人目は安部元首相。
ご存知のとおり第90代内閣総理大臣です。
戦後最年少そして戦後生まれとして最初の内閣総理大臣です。
総理大臣に就任しましたがやメディアによるバッシング、病気の悪化、また松岡農林水産大臣(当時)の
自殺などによる支持率の低下のため、わずか1年で退任という形になりました。
総理大臣以前には幹事長や内閣官房長官などに就任しています。
総理大臣時代においては「美しい国」をテーマに掲げていました。
しかし安部内閣では防衛庁を防衛省に昇格させたり、社会保険庁の解体、教育基本法の改正や
将来の憲法改正をにらんでの国民投票法の成立などさまざまな功績を残しました。
また保守派としても有名で北朝鮮による経済制裁の継続や朝鮮総連に圧力をかけたりもしました。
小泉政権時代には小泉総理大臣の北朝鮮訪問にも同行しました。
安部元首相は憲法改正を唱えている1人でもあります。
体の体調も今が一番良いと語っており準備は満タンのようです。
三人目は町村元官房長官。
自民党のいわゆる長老議員としていられている中の1人。
しかし町村グループである清和政策研究会は党内で一番の勢力を持っています。
総裁選に意欲を見せている安部元首相も同じグループ所属しています。
閣僚経験も多く文部大臣や科学技術庁長官、初代文部科学大臣そして外務大臣や
内閣官房長官などに就任しました。
経験は豊富で実力はありますが町村元官房長官が総裁になるとやはり「古い自民党」というイメージが
強くなり、人事も中堅議員や若手議員などではなくベテラン議員中心になりそうなので
そこが懸念材料の一つです。
今問題となっている大学の9月入学について賛成の立場を占めています。
また韓国との間で領土問題となっている「竹島」を韓国領だと教えましょうとしている北教組を
驚くべき存在だとして猛批判しています。
続いて石原幹事長。
石原幹事長は谷垣体制の下に党ナンバー2である幹事長に就任しました。
父親な石原慎太郎東京都知事。
石原幹事長は以前は政調会長や国土交通大臣・期成会下記担当大臣などに就任しています。
石原幹事長は国土交通大臣時代には中国との間で領土問題となっている尖閣諸島に
海上保安庁の名前入りの灯台を建てました。
尖閣国有化と尖閣諸島に自衛隊を駐屯するべきだと主張しています。
かつては総裁選に出馬したこともありますが麻生元首相に惨敗する結果となりました。
もし谷垣総裁が解散させることに成功した場合には自身の総裁選への立候補は見送り
現職の谷垣総裁の支持に回ると表明しています。
次は石破前政調会長。
石破前政調会長は防衛大臣や農林水産大臣を歴任していて経験も豊富です。
一般的には防衛オタクや防衛のプロフェッショナルとして知られています。
また、よく世論調査にて総理大臣にふさわしい人物として上位に上がっています。
現在問題となっているTPPについては「参加しない選択はありえない」と発言しています。
農林水産大臣まで就任し、農林水産族出身の議員としてはTPPを推進する議員は
おそらくいないのではないでしょうか。
外国人参政権に対しては断固反対を貫いており、一般的に保守派として知られています。
民主党の前原政調会長や玄葉外務大臣とは党を超えて親交があります。
かつて総裁選にも出馬したことはありますが麻生元首相に惨敗しています。
最後に林政調会長代理。
今のところ一番知名度は低いですが政策通として知られています。
防衛大臣や経済財政政策担当大臣などにも就任しましたがどちらとも短期期間での職務となりました。
現在自民党が設立しているシャドウ・キャビネットではSC官房副長官に就任しています。
しかし参議院議員ということもあり衆議院議員選挙へのくら変え出馬も検討しているようです。
現時点で総裁選に意欲を示している6人の議員を上げましたがこの議員以外にもまだまだ立候補に
意欲を示してくる議員がいると想います。
現在麻生元首相が率いるグループと高村元外務大臣が率いるグループが共同で勉強会を
始めましたがこれも総裁選を見据えた連携だとされています。
この二つのグループが合わさると約20名の議員からなりますのでどちらかのグループから
最終的には誰かを立候補させると思います。
麻生派には前回立候補して谷垣総裁に敗れた河野太郎議員や森英介元法務大臣などが所属しており、
高村派には大島副総裁(副総裁のため現在離脱中)や山東元科学技術庁長官などが所属しています。
高村元外務大臣はどうなのかわかりませんが麻生元首相は「もし総裁選に出ろといわれたら逃げる
気はない」と発言しているため二つのグループの中から誰が出馬するのかは楽しみです。
また前回の総裁選で落ちた西村SC経済産業大臣もまだ若いので立候補する可能性がないとは
いえないと思います。
自民党が与党に戻れるかどうかは総裁選にかかっているでしょう。
私はもう一度麻生元首相か安部元首相に総裁になってほしいと思います。
この二人の元総理大臣はネガティブ・キャンペーンに潰されてしまいましたが
功績はとてもすごく、日本のために全力を尽くしてくれたと思います。
できればもう一度、麻生元首相・安部元首相のどちらかに総理大臣に就任してもらいたいです。