夏休みも終わり、いよいよアメリカの学校も新学期です。渡米して学校の手続きをする方に必須なのが、予防接種記録の申請です。

新しくなった予防接種のリスト

カリフォルニア州の学校へ入学する際には、予防接種の記録が必要です。詳細は、こちらのページをご覧ください。今年の7月1日から項目内容が一部変更されています。また、以前は個人の信仰や信念を理由に接種を受けない生徒も入学を認められていましたが、今回から健康上の理由以外の免除は認められなくなりました。

予防接種を受ける

日本の小児予防接種には、アメリカの予防接種には含まれていないものがあったり、回数が違っているものがあります。学校やウェブサイトなどで書類を入手し、小児科へ問い合わせて必要な予防接種を受け、予防接種の書類に記入してもらいます。ベイエリアには日本人医師が多くいますので、不安であれば日本語が通じる病院で受診するとよいでしょう。

BCGとツベルクリン反応

日本ではBCG接種が一般的ですが、アメリカにはありません。現地で結核のテストであるツベルクリン反応テスト(Tuberculin Test)をすると、 BCGの影響で陽性になる場合が多くあります。その場合はレントゲンを撮影して結核ではないことを証明します。事情を知っている医師に診てもらうと良いでしょう。ツベルクリン反応とレントゲン撮影はアメリカで行う必要があります。