東京のオフィスビル市況、指数としての空室率や成約賃料水準は現在も高水準を維持しています。
しかし、ここに来てわずかな変化が出てきています。
ここ7-8年の間にほとんど募集したことのなかったオフィスビルの募集が、見られるようになってきました。
通常、オフィスビルは、現入居テナントに拡張のニーズの有無を聞いた後に、外部への募集活動を開始します。
企業業績のよかったこの8年程度は、内部テナントの拡張の連続でした。
最近になり、そうした拡張需要が一巡したため、外部募集が新たにされるようになったと考えられます。
机上の分析家としてのアナリストの意見もありますが、そうした評論家は、現場の気配までは感じ取れません。
増床一辺倒だった、不動産市況にも明らかな変化が出てきています。
そうは言っても、賃料がそう簡単に続落するような市況ではありません。
まだまだ賃料の高水準はしばらく続きます。
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