このあと、船で松島湾一周へ。

多大な期待はしていなかったものの、天気にも恵まれ、260の島々を抜けていく光景は、思いの他爽快であった。
デッキに出て、海鳥と交歓(写真)。

当然ながら、知床の船旅とも、沖縄のクルージングとも趣きが違う。
往時にやはり舟旅をした芭蕉が絶景を愛でたという、正しい日本の光景がそこにはある。

塩竃の町は人通りも少く、シャッターが下りている店も多く、地方の窮乏を実感させた。
しかし、かつて中沢新一と細野さんが賞揚した「観光」には、地域経済はともかくも、魂の慰安(comfort)の余地がまだまだ残されているのではないか、と感じさせられたひとときであった。

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