浅草へ出る。
大川端(おおかわばた)の寺で墓参りをする。


待乳山(まつちやま)に近いこのあたりは、
荷風「すみだ川」の冒頭にも登場する。


その後、雷門へ出る。
尾張屋で天丼を食す。


浅草は、大戦前には中心的な繁華街であった。
街のそこここに、「昭和モダン」の残滓が見え隠れする。


荷風が日参した「アリゾナ」。
メニューにフォアグラ丼(!)があるレストラン大宮。
甘味処・梅園・・・


そういえば、昭和モダンの作家たちが気になって久しい。
吉行エイスケ、そして何よりも龍肝寺雄・・・。


壁紙にタバコが染み込んだ
レトロなカフェの二階から、
目的もなく道行く人々を眺めていた。


暑さにもかかわらず、今日も外国人の人出が多い。 (続く)