小池一強に一石を投じる事が出来るか?

日本維新の会推薦の小野泰輔氏。
一昨日、日本維新の会推薦で元熊本県副知事の小野泰輔氏が都知事選に立候補を表明しました。
当初は、退路を断って、たった一人の立候補表明だった様ですが、維新の会の推薦が得られて良かったですね。吉村知事に続いて欲しいです。小池氏の再選が確実と思われる中、都知事選に立候補するのは意義があります。

 
熊本県の小野副知事、東京都知事選出馬へ 東京出身。
「熊本県の小野泰輔(たいすけ)副知事(46)が任期満了に伴う東京都知事選(7月5日投開票)に立候補することが2日、関係者への取材で判明した。同日午後に熊本市で記者会見し、正式表明する。
 
 
 小野氏は東京都目黒区生まれ。東京大在学中に、当時教授だった蒲島郁夫・熊本県知事からゼミで指導を受けた。東京大法学部卒業後、コンサルタント会社勤務や衆院議員秘書などを経て、蒲島氏が熊本県知事に就任した2008年に同県政策調整参与となり、12年から副知事を務めている。
出典:毎日新聞 https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200602/k00/00m/010/099000c

 


日本維新の会が推薦する事が決まり柳ヶ瀬裕文参院議員(東京維新の会代表)、音喜多駿参院議員(同副代表・政調会長)も同席する記者会見を9日に行いました。

 

動画:都知事選に出馬表明の小野氏が会見 日本維新の会が推薦へ(2020年6月9日)
https://youtu.be/W3_bF4qi6N8

 


小野氏の立ち位置は無所属という事で、都政に関しては反対意見を無視する事なく聞いて、丁寧に進めたいと言います。政策が得意そうで、都知事選では政策論争をしたいと言います。東大法学部卒なのでディベートには自身があるのでしょう。政策論争に関しては小池氏は逃げる気がしますね。記者会見を聞いていると、非常に頭が良いいう印象で、ひとつの質問に対して、丁寧に時間をかけて説明しています。

 

東京オリンピックに関しては来年ではコロナの影響が残るので、4年後に延期出来るか働きかけたいと言います。この点では、候補者の意見が分かれそうですね。
 
今までの候補と違うな?と思うのは都と地方との繋がりを重視している点です。
この点を文化人放送局出演している生田さんが絶賛し、対談しています。

動画:目指すは都民も地方も健全化する「都政」。 確かな政策派が都知事選へ立候補
https://youtu.be/zjnkU2YTpEQ

災害の経験を生かし政策に期待する。
熊本地震を経験した小野氏だからこその発想で、東京で大地震が起きた時、非難する場所に困る東京では無く、提携している地方に避難する方法を模索しています。日頃から地方と連携しておけば、万一の時にはお互いに助け合う事が出来ますからね。

東京で大地震が起きた際にはタワマンの住民が街に溢れ、非難どころでは無くなります。
1400万人が避難する場所を今から考えておく事は重要な事で若い彼の手腕には期待が持てます。
それに何と言っても日本維新の会の推薦ですから、大阪との連携も出来、コロナ禍や震災時の対応も迅速に行えると思います。実家が東京都なので、個人的には小野氏を応援したいですね。
記者会見の質問では「大学の卒業証書を見せて欲しい」という発言に東京大学法学部の卒業証書のコピーを提示していました。小池知事の事もあり、今後の選挙では卒業証書は重要な条件になりそうです。
 
 
都知事選が楽しみになってきました。
7つのゼロの公約が出来なかった小池氏より、ぶっとんだ政策のホリエモンより、共産党が応援する宇都宮弁護士より、胡散臭い立花氏より、地に足のついた政策の小野氏に注目していきたいです。
あ、日本ファーストで実行力のある桜井誠氏は応援していますよ。
小池氏は自民の推薦を受けないといいます。
また、対立軸作りでしょうか?うんざりです。
 
 
こうなったら、独自候補の無い東京都議会自民党が推薦してくれると頼もしいのですが
派手な事は出来ませんが、丁寧な都政を行えそうです。
 
小池百合子氏は正式に立候補を表明しましたが、コロナ対策の為、選挙活動はせず、リモートで行うと表明していますが、これは他の候補との直接討論を避ける為だと思います。今回の都知事選では論戦が見たいですね?都と地方の繋がりを重視する事も新しい目線です。
都知事の椅子は誰に?