チャンスを掴めない岸田文雄という臆病者?

 

党内の意見を無視し、財務省のいいなりに動いたが?

コロナ感染危機の給付が1世帯30万から国民一律10万円になりましたが、一律10万円という案は当初から自民内の議員から出ていた声で、自民党本部の9Fで開かれた会議の際には、圧倒的にこちらの意見の方が多かったのですが、机には既に方向を示す事業規模103兆円のプリントが配られていたと言います。
 

要するに意見だけ聞いてガス抜きするのが目的で、会議終了後、岸田政調会長は事前に財務官僚と決めていた案を意気揚々と総理に提言しました。この事は、岸田文雄氏の周辺がいかに財務省関連の人達が多いか?を物語っています。
 
岸田氏の面子はまる潰れ。
当初はこの30万案が決定の様に報道され、岸田氏の存在が注目されましたが、公明党の反乱?により一律10万円にひっくり返された事で、財務省と岸田氏の面子はまる潰れです。
宏池会と財務省で練りに練った救済案がひっくり返された事は屈辱のはずです。
汚名挽回するか?と思われた28日の国会では、新たな提言も無く、全く存在感がありません。
 
永田町で「いい人」は「どうでもいい人」
安倍総理と同期で気心も知れている岸田氏は信頼も厚く、「いい人」らしいですが、「いい人」という可もなく不可も無い人柄で、政治家としての迫力はありません。特に総理となり外交を行う上で単なる「いい人」では他国に国益を奪われてしまいます。
 
 
自分で総理の椅子を取りにいかない臆病者?
岸田氏が本当に総理の椅子を求めるのであれば、簡単だと思います。それは今、一番国民が求めている「一定期間の消費税減税」を実行する事です。

誰も手を付ける事が出来ない、消費税減税。これをやれば、国民の支持は一気に集まり、次の選挙の顔としても重宝されるでしょう。
旧大蔵官僚、財務省関係者の多い宏池会において、逆風に臆せず消費税に手を付ける事が出来れば、岸田氏は次期総理大臣決定です。
問題はそれが出来ない蚤の心臓の岸田氏です。既に総理の椅子からは遠いと言われる岸田氏ですが、形勢逆転はあるのでしょうか?岸田氏が総理になったら、財務省の傀儡政権で増税が怖いですね。
 
28日の衆議院、総理の椅子を棒に振る。
やはりダメですね。可もなく不可もなし。やはりただの「いい人」です。
リーマンショック時を遥かに上回る危機と言いながら、消費税減税にはやはり言及していません。派閥や親族に財務官僚が多く、東大法学部出身が当たり前の中で早稲田大学出身の彼は苦労していると思いますが、正直、身内では相手にされていないのでしょうね。
 

総理大臣になるには財務省の言う事を優先する事が重要だと思っている様ですが、官僚が仲間・身内でも国民の信頼がなければ、選挙で勝てません。

自民党総裁になるという事は選挙の顔になる事です。
臆病ないい人など、国民は求めていませんよ、岸田さん。