海外向けに物品を販売する、というノウハウは最近多く出ておりますが、海外向けにソフトウェアや画像・映像データなどのダウンロード販売に関するノウハウはあまり無いようなので、今回は海外向けダウンロード販売について書いてみます。
方法その1 独自でシステム構築
物品販売と同じく、自分でWeb上にショッピングカートシステムを構築し、ダウンロード販売を行う方法があります。
ZenCartなど、広く使われているショッピングカートシステムはダウンロード販売にも対応していることが多く、そういうカートならいくつかの設定を変更することでダウンロード販売にも使用できます。
自分で好きなようにシステムを作れることが利点ですが、一方で開発に多額のお金がかかり、集客の面でも不利になりがちです。
自分だけのこだわりのショップを作りたい!という方は挑戦してみてくださいね。
方法その2 外部サービスを利用
ダウンロード販売を行う海外のサービスを使用する方法です。
ほとんどが英語しか使えませんのでご注意ください。
日本からも利用できるサービスはいくつかありますが、以下に簡単にまとめてみます。
・tradebit
ソフトウェアや音楽、映像、画像、電子書籍など、さまざまなファイルのダウンロード販売を行っている大手サイトです。
何でも販売可能ですが、どちらかと言うとソフトウェアの販売に強いようです。
・Amazon.com
説明不要のAmazonでも、登録をすることでダウンロード販売が可能です。しかし、登録時にはアメリカ国内の銀行口座が必要になりますので、ちょっと敷居が高いですね。
Amazonらしく、電子書籍の販売には強いようです。
・Stock Photo サービス
もし販売したいものが写真の場合、Stock Photoという専用のサービスがあります。Stock Photoサービスは非常にたくさんの業者が参入していますので、色々と探して自分に合うものを見つけてみてください。
ちなみにFlickrでもFlickr collectionという写真販売を行えるサービスがありますが、これは審査が必要なようです。
(Flickrによる集客について詳しくはこちら)
・iPhone、iPad向けの配信
最近話題のiPhone、iPad向けアプリを海外向けに配信したい場合はiTune Storeへの登録が必要となります。この辺りの手続きは既にたくさん情報がでていますので、ここでは割愛いたします。
如何でしたでしょうか?もし
「どのサービスを使えばいいのか分からない!」
「サービスの使い方が分からない!」
とのお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。