元旦から、少し色っぽい「正月数え歌」のお粗末です。お馴染みのフレーズですが、人によって多少異なるかもしれませんので、お楽しみください。

正月数え歌

作者不詳

正月や 正気でカアちゃん やりたがる やりたがる 
娘も真似して カルタとり カルタとり

二月や 逃げる娘を つかまえて つかまえて
無理やりさせるは 拭き掃除  拭き掃除

三月や さあさおいでと 奥さんが 奥さんが
前押し広げて 乳飲み子や 乳飲み子や

四月や 仕掛けたところへ 客が来て 客が来て
慌ててやめるは ヘボ将棋 ヘボ将棋

五月や 後家さんたまには するがよい するがよい
ダンナの命日 墓参り 墓参り

六月や ろくろく夜も 眠らずに 眠らずに
徹夜でするのが 試験前 試験前

七月や 質屋の娘は 忙しい 忙しい
入れたり出したり 流したり 流したり

八月や 入ったと思ったら また抜けた また抜けた
唾つけ差し込む 針の穴 針の穴

九月や 暗いところへ 竿さして 竿さして
そっと回すは 耳そうじ 耳そうじ

十月や とうでとうとう 汁がでた 汁がでた
弁当のおかずの 汁が出た 汁が出た

十一月や 十一回目は もう飽きた もう飽きた 
それでも野球の 延長戦 延長戦

十二月や 十二時ですよと 妻がいう 妻がいう
それではしようか 昼ご飯 昼ご飯


今年もよろしくお願いします。