1972年(昭和47年)5月に沖縄県復帰間もない頃、恩納村万座ビーチの開発関連の仕事で滞在していたことがある。
 
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コザのプラザハウスショッピングセンター(1955年頃)wikipedia
 
当時、左ハンドルのレンタカーで島内を移動(右側通行)していたが、昼食は主にドライブスルー「A&Wハンバーガー」だった。またコザ市のRoger's、PLAZAなどで、当時珍しかったアメリカ製のお菓子や洋服などを購入したことを覚えている。
那覇、コザの町並みは、往時の龍土町、六本木、飯倉片町などと同じように、アメリカンな雰囲気が溢れていたように記憶している。
 
那覇市内には飲み屋があって、三線(さんしん)と太鼓で沖縄民謡を奏でるライブが繰り広げられていた。中でも「安里屋ユンタ」「谷茶前節(たんちゃめぶし)」「ちんさぐの花」などは、今でも口ずさむことがある。
 
沖縄方言は、平安以前の京言葉が残っている(言語学者:金田一晴彦氏)ので、母音の「お」→「う」、「え」→「い」になることが多い云う話を憶えている。
 
沖縄で、特に印象的だったのは、万座ビーチの浜辺にいた若者達が三線を片手に歌っていた「十九の春」だ。
 
十九の春 田端義夫 - 奄美新民謡さん https://www.youtube.com/embed/Rm1kgtqNUOg 十九の春 絵美こさめ - kosamechannelさん https://www.youtube.com/embed/obzpS9t7UKk
アイデンティティを強調するのも良いが、有無を言わせず押し付けてくる沖縄方言には正直に言って閉口する。上の方々のような素直な歌い方には、感動さえ覚える。
 
次は相変わらずのお耳汚しですが、「十九の春=県外国外テント村バージョン」と云ったところでしょうか?
 
十九の春(テント村篇)

原曲:シャルル・ルルー「陸軍分列行進曲『抜刀隊』」→添田唖蝉坊「ラッパ節」
編曲:本竹裕介
作詞:南風亭四局
 
  1. わたし反基地はんきち 知ったのは、
    ちょうど十九じゅうくの  はるでした。
    いまさらつみだと われても、
    もとの市民しみんに もどりゃせぬ。
     
  2. もとの市民しみんに したけれど、
    時代じだいおくれの お題目だいもく
    後生ごしょう大事だいじと まつげ、
    反対はんたいだけなら やすけれど。
     
  3. ひとりらしの さみしさを、
    だれも いては くれまいが、
    茶飲ちゃのみ友達ともだち らばこそ、
    きたないテントも 花畑はなばたけ
     
  4. まわりの迷惑めいわく かえりみず、
    ほうを 無視むしする プロ市民しみん
    手口てぐちは むかしの 三里塚さんりづか
    まるで駄々だゞ 根無ねなぐさ
     
  5. 偏向へんこう報道ほうどうに あおられて、
    ひだりに いっぱい ったけど、
    いまさら もどらぬ ハンドルで、
    先祖せんぞ さげすむ 刹那せつなさよ。
     
  6. まつさわぎに おどらされ、
    きゃ 心底しんそこ かってた。
    おのれこころで かんがえりゃ、
    まれ われる 日本人にほんじん
     

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インターネットで画像を見ていると、まるで成田空港工事を阻止していた、極左暴力集団と手口はまったく一緒で、体が触れただけで「大騒ぎ」する姿も百年一日の如し。
 
成田三里塚では、満蒙開拓団の引揚者が混じっていたので、初期は気骨があったとも言えたが、その内、影を潜めていた極左学生運動の残党が入り込み、マスコミも煽って過激になっていった。
 
現在、沖縄の反基地集団も同じように見えるが、大きな違いは以下のようだ。
 
  • 一番肝心な地元の住民がほとんど運動に参加していない。
  • 成田では若かった活動家が70歳前後の高齢者になっている。
  • 新たな若者の参加が少ないので、国外の応援で若者を集めている。
 
今と昔の違いは、画像が溢れているので、誰でも見透かされているという事かな。
パトカーの下に自らもぐり込んで、轢かれたように見せて大騒ぎしている様子は、漫画以外の何ものでもない。
 
また最近では、道路を封鎖して通過車両の検問を勝手にやって、地元住民を困らせるなど、迷惑行為もエスカレートしている。しかも地元新聞が、地元住民を加害者として書き手立て、検問の活動家を被害者に仕立てているようだ。
 
沖縄在住の狼魔人日記「無法特区の高江地区、暴徒が地元民を検問!」
 
結局、三里塚闘争も成田空港の開港で沈静化し、その後成田周辺地域は経済的にも大きく発展したが、沖縄は国外の助っ人を入れているのがチョット気にかかる。