元祖と言ってもよさこい祭りで行われる踊りは現代的なものです。祭りは毎年8月9日から12日まで行われ、初日には約5000発の花火が打ち上げられますので外国人観光客には是非見に行ってもらいたいです。
暑い季節の4日間で、述べ15000人の踊り手と100万人の観客で開催場所はごったがえしますが、それも祭りの雰囲気を盛り上げる要素となっています。
実は”よさこい”の歴史は浅く、第一回目が1950年高知市で披露されたパレードでした。徳島県徳島市の阿波踊りに対抗する為に考えだされた、言わば町おこしだったのです。
よさこい踊りの一般的な形式は、ゆっくり走りながら大音量で曲を鳴らす車の後を踊り手の列が付いて行くというものです。





発祥当初は伝統的な振り付けだったよさこいでしたが、直ぐに踊り手たちは派手な衣装と化粧、そして趣を凝らした振り付けで観客を魅了し出しました。鳴子と呼ばれるカスタネットの様な楽器を手に持つグループも多いです。
踊り手は全て素人で構成されていて、衣装・機材も踊り手側が既に持っている。そして、現代風で若者受けするよさこいは、全国各地の自治体で重宝され急速に広まったのです。
現在よさこい踊りは、演歌を除いて日本の伝統からかけ離れたヒップホップやサンバ、ロックにフラメンコ、ハワイアンにジャズ調の曲に合わせた複雑で激しい動きが中心になっています。
その為、徳島県の盆踊りの様に、「踊る阿呆に観る阿呆、同じ阿呆なら踊りゃな損損」とはいかなくなっています。祭りに来た地元民・観光客・お年寄りや子供達が気軽に楽しく参加することが不可能な、ただ観るだけの祭りとなってしまっていることが主催者側の悩みになっているのです。
それでも素晴らしい踊りは素晴らしいので、観る価値大いにありますよ!





梅若文孝(Fumitaka Umewaka)より
















