室内、屋外、電源がないところでもいつでも電力を利用できるポータブル電源は非常に便利なアイテムです。

防災アイテムとしても近年需要が高まっており、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。

初めてポータブル電源を購入するなら、安心して利用できる日本製·日本仕様または日本に法人があるものを選びたいですよね。

本記事では、日本製または日本に法人がある日本仕様ポータブル電源の特徴や、選び方のポイントを解説します。

おすすめのポータブル電源も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

日本仕様・日本製・日本に法人があるポータブル電源がおすすめな3つの理由

 

ポータブル電源には日本製のものはもちろん、海外製のものも多く販売されています。

その中でもなぜ日本製のポータブル電源がおすすめなのか、その理由を解説します。

どのメーカーを選べばいいかわからない方は、まずは日本製に目を向けてみるのもいいでしょう。

 

日本で使いやすい出力

 

日本製·日本仕様のポータブル電源は日本で使える出力になっているので、どの家電でも利用できます。

海外製品は海外の出力波形に合わせたものもあり、日本では使いにくい可能性があります。

定格出力数が小さすぎると、日本の家電製品を利用できないこともあります。

さらに、正弦波タイプならほとんどの家電を安全に使えますが、安いポータブル電源や海外製のポータブル電源では対応していないこともあるため注意しましょう。

ポータブル電源の知識が少ない初心者は見極めも難しく、安い海外製品を選ぶと失敗するかもしれません。

 

安全性が高い

 

日本のポータブル電源は安全性が高いという点でも非常におすすめです。

ポータブル電源に内蔵されているリチウムイオン電池の質が悪いと、発火や爆発が起こる可能性があり危険です。

一定以上の安全性を維持するため、日本ではPSEマークのあるポータブル電源しか販売できないという決まりがあります。

一方でPSEマークの審査はメーカーによってさまざまで、海外製品はきちんと検査されているのかわかりにくいです。

日本製品であれば公式サイトなどで検査基準を公開していたり、不安な点があっても気軽にメーカーに問い合わせたりできます。

さらにPSEマークのついていないポータブル電源でも、個人輸入したものなら日本で販売できるため、マイナーなメーカーが相場より安価で販売されている場合は注意した方が良いでしょう。

 

アフターフォローを受けやすい

 

日本製·日本に法人があるポータブル電源メーカーはアフターフォローが充実しているケースが多く、購入後も長く安心して利用できます。

取扱説明書が日本語で書かれているので初心者でも操作しやすく、不明点もカスタマーセンターに問い合わせればすぐに対応してくれます。

メーカーの保証期間も1年から5年程度と長いものが多く、期間内であればメンテナンスや交換などに対応してくれます。

 

海外製品の場合は説明書が英語で書かれている、不自然な日本語で書かれているものも多く、初心者には扱いにくいです。

 

また、メーカーから購入せず代理店や個人が輸入したものを購入するとアフターサポートが受けられず、故障しても修理できず無駄になってしまいます。

ポータブル電源は安くないアイテムなので、安心して長く使い続けられる保障内容も確認しましょう。

 

日本製のポータブル電源のデメリットはある?

 

日本製のポータブル電源は安全面や使いやすさ、フォロー面でメリットがありますが、デメリットも確認しておきましょう。

メリットとデメリットを比較して、自分には日本製のポータブル電源が合っているかを考えてみてください。

 

海外製より価格が高い

 

日本製のポータブル電源は海外製よりも価格が高く、予算を抑えたい方にとっては大きなデメリットです。

海外では大きな工場で大量の人材を使って大量生産ができますが、日本では海外ほど大規模な製造ができません。

また、品質を一定以上に維持するための安全管理や検査にも力を入れているため、その分費用が高額になりやすいです。

その分安心して利用できる、長い保証期間がついているなどのメリットがあり、初期コストはかかるものの長い目で見ればお得です。

安さだけを重視して安全性の低い海外製品を選ばないように注意しましょう。

 

保障内容の確認は必要

 

日本製のポータブル電源は海外製品よりも保障が充実していますが、メーカーによって保障内容は違います。

何年保障してくれるか、どの範囲まで保障に対応しているか、メンテナンスや交換は無償かなどを確認しましょう。

また、メーカーから直接購入する場合と代理店、家電量販店などから購入する場合とでは同じ製品でも保障が違うこともあります。

ポータブル電源を使ったことがない方は、今後安心して長く使い続けるためにも保障内容が充実したものを選びましょう。

 

日本仕様ポータブル電源を選ぶ5つのポイント

 

日本製·日本に法人があるポータブル電源は安全性が高く使いやすいものが多いです。一方で、日本国内でもポータブル電源を製造販売しているメーカーは豊富にあり、どのメーカーのどのポータブル電源を選べばいいかわかりにくいですよね。

迷ったときにはポータブル電源のどの部分を確認、比較すれば良いのか、重要な5つのポイントを解説します。

 

目的に応じた容量

 

使用目的に応じた容量のポータブル電源を選ばなければ、そもそも購入しても使い道がなくなってしまいます。

ポータブル電源にはさまざまな容量があり、この容量が本体の大きさ、重さ、価格などを大きく左右します。

容量が大きければ大きいほど使えるアイテムも多くなります。

ドライヤーやコンロ、冷蔵庫など、電力消費の大きいものを利用したいのであれば1000Whから2000Wh程度の大型のものを選ぶ必要があります。

キャンプ、車中泊なら400Wh前後でも問題ありませんが、複数人でのキャンプを楽しみたい、調理器具やプロジェクターなど多くの電力を使いたい場合は700Wh程度の容量があると安心です。

災害時の備えを目的としている場合は500Wh以上のポータブル電源を選ぶのがおすすめです。

 

出力端子の種類

 

日本製のポータブル電源の出力端子は日本で使いやすくなっていますが、使いたいアイテムに合った出力端子かを確認しておくことも大切です。

AC電源は日本の一般的なコンセントのタイプです。家電製品をポータブル電源につなぐことを目的としているならAC電源の口数が多いポータブル電源を選びましょう。

USB電源は、スマホやパソコン、ゲーム機などの充電をしたい方に向いています。コンセントの位置を気にせずいつでも充電したいときに便利です。

DC電源は車で利用できるタイプです。車内で電力を利用したい、災害時に備えたいという目的があるのであれば、DC電源も確保しておくと良いでしょう。

 

充電方法や充電時間

 

充電方法、充電時間も確認してください。

充電方法はコンセント充電の他、車につないで充電できるタイプ、太陽光パネルと合わせて太陽光で充電できるタイプなどもあります。

充電方法は一つだけでなく複数の充電方法があるポータブル電源を選べば、その時々で最適な充電方法を選べて便利です。

さらに、充電時間も確認しましょう。

充電時間が長すぎると、使いたいときに使えずストレスに感じてしまいます。大容量でも1、2時間でフル充電できるタイプもあるので、快適に使い続けるためにも充電時間の短さは重要です。

 

安全性、耐久性

 

安全性や耐久性も確認し、長く安心して使えるポータブル電源を選びましょう。

日本製のポータブル電源は安全性を保持するために一定の基準を設けているものが多く、社内でも厳重な検査、品質管理が行われています。

耐久性テストが行われているポータブル電源なら、アウトドアでもしっかり使いこなせます。

さらにプラスアルファで防水機能、防塵機能があるポータブル電源もおすすめです。

災害時用に購入する際は、長く収納していても劣化しないよう耐久性の高さも重視してください。

 

サポート内容

 

各ポータブル電源の保障内容も確認してください。

正規店やメーカーから購入すると、1年以上の長期保証を受けられます。

故障した際に無料で修理、交換してくれるポータブル電源を選べば万が一の際にも安心です。

日本製のポータブル電源なら問い合わせもしやすく、迅速に対応してくれるでしょう。

一方で海外製品は保障内容がわかりにくかったり、英語で問い合わせたり、修理、交換の際は海外に送らなければならないこともあります。

故障の際の手間を省くためにも、保障の受けやすさは重要です。

 

日本仕様・日本に法人があるポータブル電源「Jackery(ジャクリ)」

 

 

ポータブル電源の中でもどれを選ぶべきか迷っている、という方におすすめしたいのがJackery(ジャクリ)です。

 

Jackeryは2012年にアメリカのカリフォルニア州で設立された企業です。

ポータブル電源の先駆者として、現在もさまざまな優れた製品を製造、販売しています。

2019年には日本法人Jackery Japanを設立し、日本国内でも本格的な活動をスタートさせました。

ポータブル電源製造のノウハウ、経験を活かし、日本国内で安心して利用できるよう厳しい検査基準を設け、さらに日本の大手企業ケンウッドとの業務提携も実施しています。

Jackeryはアメリカに本社を置くものの、日本、中国などで独自の成長を続けている企業です。

 

Jackeryポータブル電源一覧:https://www.jackery.jp/collections/powerstation

 

安全性が非常に高い

 

Jackeryのポータブル電源はPSEの認証を受けています。

日本では安全面の観点からPSEマークのついたポータブル電源しか販売できません。

ですが、海外製品でもPSEマークのついたものはたくさんあります。

Jackeryではさらにバッテリーマネジメントシステムを採用し、過充電、過放電のリスクを抑える工夫もしています。

温度センサーが4つあり、異常な発電をしっかり防いでくれるという魅力もあります。

安全性が高いだけでなくバッテリーの寿命を伸ばすことにも貢献しており、非常に高品質なポータブル電源を購入できるでしょう。

 

2042whの大容量

 

Jackeryのポータブル電源の中でも最高出力(3000w)のポータブル電源2000 Plusは2042Whの大容量タイプです。

電力を気にすることなく家電を利用でき、ポータブル電源の使用用途の選択肢が広がります。

ホットプレート、冷蔵庫など、電力を多く消費する家電の利用ももちろん可能です。

さらに出力ポートは8つあり、家族全員で利用できるのはもちろん、アウトドア時にも調理器具、音楽プレーヤーをつないだり、スマホやゲーム機を充電したりとさまざまな使い方ができます。

 

2時間でフル充電が完了

 

容量の大きいポータブル電源は充電に時間がかかりますが、Jackeryのポータブル電源は約2時間でフル充電が可能です。

使いたいときに短時間で準備できるので、いざというときにも困りません。

また、Jackeryから登場している太陽光パネルを一緒に利用すれば、2.5時間程度で充電できます。

自然の力を利用して充電できるため地球に優しいだけでなく電気代の節約にも貢献してくれます。

 

持ち運びに便利な設計

 

Jackeryのポータブル電源は「あらゆる人に、あらゆる場所で」をモットーに製造されています。

アウトドア時でも気軽に電力を利用できるよう設計されているため、持ち運びやすい持ち手がついているのが特徴です。

収納バッグも販売しているので、合わせて購入すれば防災時用の備えとしても安心して保管できます。

また、本体にはLEDライトが搭載されておりアウトドア時にも非常に使いやすいです。

 

ソーラーパネルと合わせて楽しめる

 

Jackeryはもともとポータブル電源の開発に特化した企業ですが、世界で初めてポータブル太陽光パネルを開発した企業でもあります。

ポータブル電源と合わせて太陽光パネルを使用すれば、電源のないキャンプ場や屋外での活動もより楽しめるようになります。

さらに、災害時の備えとして、電気代の節約としても太陽光パネルは活用できます。

ポータブル電源とセットで購入するとお得な金額で購入できるので、この機会に太陽光パネルの導入も検討してみましょう。

ポータブル電源は日本製を選ぼう

日本製のポータブル電源は安全面、機能面、保障面において、海外製品よりも優れています。

価格が高くなってしまうデメリットはありますが、長く安心して使い続けることも意識して選ぶことをおすすめします。

Jackeryはアメリカで生まれたメーカーですが、日本にも拠点を置き、日本人が使いやすい、日本の環境に馴染みやすいポータブル電源、太陽光パネルを製造販売しています。

保障サポートも充実しているので、ポータブル電源を初めて購入する方にもおすすめです。

紹介したポータブル電源2000Plusを始め、容量も豊富に用意されています。ぜひ商品ラインナップをチェックしてみてください。