ノドにある骨のことをのど仏というが、これはその骨の形状が座禅をしている仏様のようにみえることに由来している。

英語ではこれを 'Adam's Apple'(アダムのりんご) と呼ぶ。
アダムは聖書によれば最初の人類である。最初の女性はイブとなっている。

エデンでイブはアダムにりんごを渡して食べるようにいった。
しかしアダムはりんごを初めて食べたのでうまく飲み込めず、その一部がのどに詰まってしまった。
これでのどが膨らみ、のど仏となった。一方イブは上手く飲み込めた。したがって女性ののど仏は概して男性のそれより小さいとされる。

しかしこれは単なる後付けであって、事実は聖書の語訳にあるということである。
聖書の原点はヘブライ語である。そして'Adam's Apple'の箇所は元来'Bump of Man'と書かれていた。

Manはヘブライ語でAdam、Bumpは「ふくらみ」という意味であるが、これを訳するときに誤ってAppleとしてしまった。Bumpのヘブライ語は「ふくらみ」という意味があると同時に「りんご」の意味もあったからである。

Bump of Adamとされるべきものが、Apple of Adamとされてしまったのである。
したがってのど仏がAdam's Appleと呼ばれるにいたったわけである。