リンネは生物の分類法を創ったが、その分類方法は
時代とともに変化してきた。

現在は 界→門→網→目→科→属→種 の順で分類されている。
英語表記では Kingdom→Phylum→Class→Order→→Family→Genus→Species
となる。

たとえば人間は動物(界)・脊椎動物(門)・ほ乳(網)・霊長(目)・ヒト(科)・ホモ(属)・サピエンス
といった具合に分類されている。

インフルエンザもA型・B型・C型に分類されている。
しかしこれはインフルエンザウイルスがたった3つの種で構成
されているということを示しているのではない。

これらは「基本はA型、基本はB型、基本はC型」
というような分類法の中にある。
言い換えればA型ぽいもの、…、という感じである。

そのなかでA型「ぽい」ウイルスはA型の『亜種』とよばれる。
この「亜」というものは英語で言うところの'sub'に似ている。
野球ではレギュラー以外のキャッチャーのことを「サブ」キャッチャー
と呼ぶことがあるが、使い方はまさにここにみられるとおりである。
つまりそのチームを代表するようなthe キャッチャーなのではなく正捕手の亜種として「サブ」なのである。

インド「亜大陸」は大陸とまでは言えなくとも大陸(ぽい)から
「亜大陸」。熱帯とまでは言わなくても熱帯(ぽい)ものは「亜熱帯」。

これらはある意味では「隠れた」熱帯、「隠れた」大陸ともいえる。

英語に目を移すと同じようなことがある。「隠れた意識」は「無意識」
conscious→'sub'conscious 
本流ではないけど主に若者によって形成される「隠れた文化」は'subculture'

他にも物理的に「隠れる」というイメージを作っているものに、海に隠れる
'submarine'、地下に「隠れる」'subway’などがあげられる。