みなさん、こんにちは。
中国関連について、マスコミではその半分も発信されていません。
まず、反日デモは報道されている北京、上海、香港だけでなく、中国各地で行われています。
こんなにやっているのですよ↓

http://bbs.wforum.com/wmf/bbsviewer.php?trd_id=82831

中国の記事を見てみると、満州事変79年目となった9月18日がデモ盛り上がりの第一波なのですが、当局は過激なデモは押さえつけ、小規模なデモは静観している模様。
私のところには、17日の夜には、中国政府はこれ以上の反日デモの盛り上がりを求めておらず、すでに鎮火を望んでいるという知らせが来ていますが、なぜこの反日運動を歓迎しないのかと言うお話をちょっとしておきますね。

以前にもお伝えしたのですが、現在中国共産党は一枚板ではありません。
故・鄧小平の遺志を継いだ、(どちらかと言うと穏健派胡錦涛・温家宝青年団派で、後進を李克強に譲りたい。

しかし国内問題は山積していて、特に都市部の渇水化退役軍人の補償問題は深刻です。

退役軍人に関しては、青年団派と対立関係にある太子党の影響も強く、無視することができません。

一方江沢民をバックにし、引退した曽慶紅の力添えも得て勢力を伸ばす習近平は、中央部では少数派の太子党に属していますが、解放軍の86パーセントは太子党とその配下

江沢民が明確な支持を長老幹部に示せば、習近平は現政権への不満を高める民衆を味方につけ、解放軍を奮い立たせて軍事クーデターを起こすこともできる立場にいます。

さて、尖閣問題に関して、胡錦涛としては二つの選択肢があります。
ひとつは、民衆の怒りの矛先が「小日本」から「小日本に甘い中国」に向きを帰る前に、軍を動かして尖閣諸島を押さえ、民衆を納得させること。
しかし軍はすでに太子党の勢力下にありますので、下手に動かすと尖閣と同時に北京が抑えられかねない。
それこそが人民が一番喜ぶ、社会混迷の解決方法だからです。
民衆がバカだと、苦労するのはどこの政治化も同じです。

もうひとつの選択肢は、反日デモを暴力的な盛り上がりを見せる前に押さえ込んで、現在の体制で日本を屈服させること。
しかし今回は真っ赤な菅Sorryでさえ尖閣を日本の領土と断言していますし、真っ黒なお縄一郎はだんまりを通しています。
左に傾いたとはいえ、そう簡単に日本は屈服しません。
それどころか、日本へのサイバー攻撃を呼びかけた反日団体のサイトが逆に被害を受けていて、(自爆かサイバー攻撃かは判明しません。私もつながらないのでおかしいと思いましたよ)
人民は怒りで盛り上がるばかり。

どっちにしても、胡錦涛は行き詰まっています。
温家宝はかつて天安門事件では、学生の中に入っていって語り合い、ともに涙を流した人情派ですが、自分勝手で周りが見えない中華人民は現状しか見えていないので、
解放軍が決起すれば、民主運動家も現政権を倒すためなら民衆を扇動して青年団派政権を倒すでしょう。

だから、現中共は日本に対してはかなり強硬な態度を見せても、暴力的なデモは規制しているのです。

そしてこれを裏付けるように、また別の情報が入っています。

現在中国の大都市部に住んでいる人権派弁護士の自宅付近は、弁護士の動きを封じるため、公安局が「警備」しているとのこと。
不満を抱える民衆との接点を立つためだそうです。それほどまでに行き詰っているのです。


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