みなさん、こんにちは。
黄砂が、なぜ大量に飛んでくるようになったかご存知ですか?

ズバリ、犯人は中国共産党なのです。

特定非営利活動法人「内モンゴル砂漠化防止植林の会」によると、1960年から99年にかけて、失われた草原の面積は44万平方キロメートル。

これは日本の国土(38万平方キロメートル)より多く、残りの草原がちょうど日本の国土と同じくらいだそうです。

モンゴルは昔から放牧民族であり、確かに内モンゴルは砂漠を含む半乾燥地帯で、日本にも昔から黄砂が到来していた記録はありましたが、長い間現在のような砂漠化現象はなかったのです。

北京のはるか西のタクラマカン砂漠や黄土高原からは砂も一緒に飛んでくるのですが、草原に降りつもる10センチほどの砂から、草がまた生えてくるし、モンゴルの皆さんも、家を建てて定住するのではなく、移動しながらの生活を送っていたので、まったく問題はなかったのです。

それなのに、なぜ1960年からこれほどの草原が破壊されたのでしょうか?

実は、中国共産党は、「遅れた生活条件を改善する」という名目で、モンゴルだけでなく、チベットやウイグル自治区内での遊牧民に対して定住化政策を行っていたのです。

そして、遊牧民に土地を配分し、その土地を柵で囲うという措置をとったのだそうです。

ところが、新鮮な草を求めて移動しながら生きてきた羊は、そんなことは知りませんから、いつもどおり草を食べます。
策の中で制限された羊は同じエリアで新鮮な草を食べつくし、移動ができないので根っこまで食べてしまいます。

広い草原でならば草しか食べなかったので、草もまた生えるのですが、根っこまで食べたらもう草は生えません。広大な中国領土の一部とされた少数民族の遊牧がこのように変化し、砂漠化が始まったのです。

さらに、移動を禁じられた遊牧民は、生産性を挙げるために、より多くの羊を飼って過放牧に突入します。
しかし、中国当局はこの失策を認めず、草原の砂漠化は放牧民の過放牧が原因として放牧を禁止し、放牧を放棄させられた住民は7万人以上に達しました。

しかし、放牧生活から農業に切り替えるしかない元放牧民は、昔から「草原を耕すな」という言い伝えに反して草原を掘り起こし、農薬などを使い、草原はどんどん狭まっていきます。

現在彼ら元放牧民は、砂漠でも育つ豆やトウモロコシを栽培して生計を立てていますが、黄砂が民家を埋めてしまうなど、被害は拡大するばかり。

それが飛んできていたわけですよ。

■黄砂の日ご用心、児童ぜんそく黄信号
(読売新聞 - 08月10日 03:04)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100810-OYT1T00030.htm

問題はそれだけではありません。

工業排水が垂れ鳴らされた場所が砂漠化して、有害物質を含んだ黄砂が風に乗って飛んで来ている可能性も否定できませんが、さらに、中国国内では何の警告も発せられずに原住民を実験台とした核兵器実験を、楼蘭などの黄砂発生地点となる砂漠地帯で、過去に46回も実施しているのです。

その多くは広島長崎のような土壌を汚染しない空中爆発ではなく、地下核実験であり、放射能をモロに浴びた砂漠の砂が舞い上がっていたのです。

核実験の詳細はこちら にまとめておりますので、参考にどうぞ。

そんなの吸ってりゃ体もおかしくなりますよ。


日本の国土以上の面積の草原を砂漠化し、伝統ある地元民の暮らしを封じ込め、弾圧し、あるいは核兵器の実験台にして、他国にまで害を及ぼす中国。

私たちの国は、そんな国の隣で、黄砂をかぶって健康を損ね、3兆円を超えるODAを出しながら軍事力で脅されて、喜んで謝罪し、彼らを歓迎しているのです。撃沈