教育問題で炎上中のようですね。
文科省が教員の仕事の魅力を伝える目的で始めた策が、逆にネガティブコメント一色(と言って良いほど)になっている件です。
教育の素晴らしさをこれから教職に就く、もしくは志望して欲しとの思いで現職教員の声をSNS発信したかったのに、結果は、現場の過酷な労働環境や問題が浮き彫りになってしまい、思惑とは全く違った形のようです。
文科省は意見を真摯に受け止め、働き方改革に生かすとし、教員の人数不足状況など職場からヒアリングをすることを発していますが、はたから見ると今更の様な気がしてなりません。
件のSNSのコメントからは、現場の悲痛な叫び、もしくは諦めの様なものも感じます。
例えば、教員の長時間労働や責任所在の問題。
それこそ何十年も前から言われ続けてきたことで、長い間意識的に放置されてきた感さえあります。
昨今の国内の様々な教育問題や世界的に見た学力レベル、また教員の資質など、これらの原因は何も問題対処してこなかった結果の様に見えてしまいます。
優秀な人材が辞める。
成り手が無くなる。
だから早めの対策を、
また、「公務員だから辞めないだろう」などということも聞いたことがありますが、
転職可能な若く優秀な人材は、やりがい搾取に気が付いて既に教職からは離れていそうですね。
根本的な見直しの最後で絶好の機会かもしれませんね。