こんにちは!
本日の北イタリアは晴れましたが時折雲が広がって風もサーっと吹いたりで若干過ごしやすい時間帯のある1日でした。
昨夜は数年ぶりに会うこちらの友人たちと地元の村のお祭りに出かけ、帰宅したのは深夜近く。久しぶりに赤ワインもいただいて話に花が咲いた夜でした。7月から8月にかけてはあちこちで同じようなお祭りがあって遅くまで音楽(生バンドやDJ)が大音響で流れ、人々は飲んだり食べたりおしゃべりしたりとそれぞれのスタイルで楽しむのがイタリア流というところでしょうか。私たちもこちらに住んでいた時は友人と連れ立って地元や近隣のフェスタに行っていたものです。
村の広場に大きな野外テントが設置され入口で食事や飲み物のチケットを購入し、それぞれの売り場でそのチケットを渡して食べ物や飲み物をいただくシステム。昨夜はキューバ・ナイトだったのでキューバフード(キューバの食べ物がどういうものなのかは知りませんので、キューバフードだったかどうかも分かりませんが)が提供されていました。友人たちがワインを買って待っていてくれたので飲み物はお水だけ購入。そしてテーブルに着いたら数年間のキャッチアップに忙しくあっという間に23時を過ぎていました。ちなみに食べ物はベジタリアン用のキューバフードのセットを1つ購入して夫とシェア。内容は黒インゲン煮込みがご飯の上にかかったもの、トマト、パプリカ、玉ねぎのサラダ、お芋のフライ、バナナのフライでした。ベジタリアン用でなければ黒インゲンの煮込みにはひき肉が入っていたように見えました。それでもよかったかなー。キューバ音楽(とはいえ、キューバ音楽をイタリア風にアレンジした感じではありましたが)も演奏されていたようでしたが、なんせおしゃべりに夢中で帰る頃に隣の広場に出て初めて音楽を聴いた次第 食べ物以外は全くキューバは関係ない夜でしたが楽しかったです イタリアでは夜遅くまで子供も元気に走り回っていて、大人は大人で音楽に合わせて踊ったり、本当にみんな楽しそうで「正調夏のイタリアの過ごし方」を久々に見たなぁと感じました。昔の日本の盆踊り大会みたいな感じ、でしょうか。(昭和な人しかわからないかもしれないですね)
ヨーロッパ生活の良いところは、こうした地元民による手作り感いっぱいのイベントがあちこちで催されていて老若男女関係なくみんなが好きなように参加できるところかなぁと思います。そういう光景を目にすると何か幸せな気分になります。昨夜もそんな気分で家路につきました。