面接の時

過去の「ケアンズに来るまでの道のりブログ」に書いたような色々な経験談を話した後


「今を一生懸命生きている」
「努力を惜しまない」
「前向きに物事を考える」


そんな名古屋出身、玲子でした。

っと

時間制限なしの自分を語る面接を締めくくった。




そしてケアンズへの移住、お仕事をするキッカケとなった。




アメリカ一人旅での経験談③

青い目のハンサムボーイは優しく声をかけてくれた。

彼も一人旅で、すでにヒューストンには1週間以上いるらしく、
「ここ良かったよ〜」
「あそこ面白かったよ〜」

っと特に下心ない爆笑
爽やかな雰囲気で色々と情報をくれた。


一人旅の私はとても頼りになるお兄ちゃんのように彼を慕った。



色々な話をしていく中で、
日曜は教会に行って、

そこの教会に来ている人に

「困ってますアピール」
をすると言う。

そうすると

タダ飯とタダ宿を提供してくれるから、
今度の日曜教会に一緒に行こう!

っと言われた。




心の中で

頼りにしていたお兄ちゃんが
みるみると崩れていき

心のどこかで

すごくドン引きしている
自分がいた。



親切な人を使う。。。
って事よね?


タダ飯とタダ宿


の為に教会に行く…


ありえない…




パキスタンのボランティアの時にも
悩んで考えた
そして涙までして


善意


の意味…
善意とは、何なのだろうか?




ぐるぐると私の中で見つからない
答えを探していた20歳の秋。



そして私自身の生き方、在り方を考え始めたのだ。






そしてあれから20年以上経った今も
模索中かもしれない。

(完)