みなさんこんにちは。

 

これまで文法についてお話してきました。今回は、その応用バージョンである構文の話をしたいと思います。

 

構文とは、文の構造のことで、システマチックな英語の文を理解するために避けては通れない分野です。

 

これは、文法の特にカタチの面(文型・動名詞・不定詞・関係詞など)について、より実践に即した形に応用したものだといえるでしょう。

 

その点で、基礎たる文法と、実践の諸技能の架け橋となるものと言えそうです。

 

もちろん構文の勉強も、文法と同じように、自己目的化してはいけません。しかし、一方で、英語を使えるようになるために必要なことの一つであることは間違いないでしょう。

 

具体的に構文の勉強とは、何を勉強するのでしょうか。

 

たとえば、次の問題(東京大学、2004年、英語より)を見てください。

 

下線部を日本語に訳せといった問題なのですが、皆さん少し考えてみてください。

 

この問題は、しっかりと構文を見抜く力がなければ解くことが難しく、現時点での構文力を試すよい指標の一つになると思います。

 

なお、題材は東大の問題ですが、問われている内容は極めて基本的です。

 

次回は、この問題の簡単な解説から始めます。