日本国憲法の改正に反対する革新政党の本当の理由
戦後、一貫して革新政党が日本国憲法の改正に反対してきましたが、その理由は、第9条を守るためだと思ってますか?
それもあるでしょうが、実は第98条と第88条を守るためだったのです。
第88条で、天皇家の財産はすべて国に没収されてしまいましたが、これにより、11宮家を維持していくことができなくなり、昭和22年10月の皇室会議で、皇室離脱することに決まりました。
女性皇族の方は婚姻により、皇室離脱していきますので、将来の皇室は尻すぼみになってしまいました。
また、98条で日本国憲法が最高の法規であると規定されたことにより、皇室典範が国会の議決によって、修正、改定されることとなってしまいました。
これにより、万が一、国会に革新政党が一定数の議席を確保してしまうと、日本の国体を護持するのにとても重要な皇室典範を、革新政党の思うように改定することができてしまったのです。
戦前までは、皇室典範は大日本帝国憲法(明治憲法)と並び国の最高法規と位置付けられていて、その修正、改定をするのに議会を通す必要はありませんでした。
皇室財産も、皇室の決まりごとを書いた皇室典範も大日本帝国憲法や帝国議会とは別の独立した位置付けとなっていました。
これは、明治時代に伊東博文や井上毅(こわし)などが、時間をかけてじっくり、議論に議論を重ねて、万世一系の天皇家と日本の国体を永遠に「護持」するために、どうしたら良いかという視点から、作っていったのです。
しかし、戦後の日本国憲法は、GHQに潜伏していたコミンテルンのスパイである、トーマス・アーサー・ビッソンとエドガートン・ハーバート・ノーマンらが、万世一系の天皇家と日本の国体を永遠に「解体」するために、どうしたら良いかという視点から、作っていったのです。
革新政党が、何が何でも日本国憲法の改正に反対するのは、万世一系の天皇家と日本の国体を永遠に「解体」するために作られた憲法だからです。
大正11年(1922年)に日本共○党はコミンテルンの日本支部として立党されました。
党の設立目的は、日本の天皇制を破壊、解体することです。
近年はその立党の精神を表に出しません。なぜかというと、天皇制打倒とスローガンに掲げて選挙運動したら、国会に一人も議員を送り込むことができなくなってしまうからです。
よって、表面的には世間の受けのいい、反戦平和とか原発反対などをスローガンに掲げているのです。
その日本共○党の立党の精神である、天皇制打倒を実現するためにも、何が何でも、日本国憲法を現状のまま維持していかなくてはならないのです。
せっかく、GHQに潜伏したコミンテルンのスパイ達が、どうしたら天皇家を「解体」することができるか、議論に議論を重ねて作ってくれたものなのです。
ですから、彼らにとって、天皇制が解体されるまでは、何が何でも平和憲法の改悪を許してはならないのです。
それがソ連に対する、彼らの忠誠なのです。
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