ネパールでは、今年の雨季に大きな交通事故が相次いだ。

 

 

 

世界保健機関の報告書によると、ネパールは、10万人あたりの交通事故死亡者が多い。

 

 

国連はこれに懸念をしてしており、道路の安全確保のための政策をとるように、ネパール政府に勧告している。

 

 

ネパール政府は、近年の交通事故を視野に、関係する法律の改正を準備しているところだ、と政府高官。

 

 

 

 

 

この報告書は、2011年から2021年まで、ネパールを含む東南アジア諸国の交通事故死亡者数をまとめている。

 

 

これによると、ネパールでは、死者数がうなぎ上りに増えているのだ。

 

 

結果、2011年には、6800人だったのが、2021年には8500人に達している。

 

 

 

 

 

2011年には、この地域で死者数が多かったのは、タイ。

 

しかし、2021年には、ネパールがもっとも多い。

10万人あたりで、28.2人。

 

 

さらに、亡くなる人の22%以上が、歩行者で、3.5%以上が、自転車に乗ってる人だ。

 

 

 

 

2021年から2030年までのあいだに、死者数を半分に減らすように、国連。