【ビニタ・ダハル署名記事】

 

 

 

ネットフリックスは、「ヒラマンディ」の成功の後、「サクセス・パーティー」を企画。

 

 

そのとき、マニシャは、SNSに長文の投稿をしていた。

 

「癌になって、50才を過ぎて、自分の人生がこんなふうになるとは、夢にも思わなかった。」

 

「今、こんなふうに賞賛されているけれど、撮影が始まる前のなんとも言いようのない不安は忘れられない。

 

癌を患ったからだが、タイトな撮影や、重い衣装、装飾品に耐えれるか、そして何よりもその役を演じきれるかどうか、不安で仕方がなかった。」

 

 

 

さらに、彼女はSNSで、ヒラマンディで、その演技が絶賛された場面について、どれほど苦労して作り上げた演技かを記していた。

 

水のなかで撮ったシーンだ。

 

そのシーンのために、彼女は、12時間以上、水のなかに居なければならなかった。

そのため、癌克服後のからだを、再度チェックしたのだとも。

 

 

最後に彼女はこう記している。

 

「もう歳だから、とか、病気だから、とか、なんだかんだ理由をつけて、もうおしまい、なんて諦めないで。

これから先も、何かいいことがあるかもしれないじゃない?

 

みなさんの支援と寛大さに、心から感謝します。」

 

 
 
 

ヒラマンディの成功の後、ネパールへ帰ってきたマニシャ・コイララ。