【ビシュヌ・ポカレル署名記事】
韓国へ行った者と、韓国語試験を受けた者の数。
2017年から2023年まで。
青色:申請者数。紫色:渡航者数。
政府間協定部門で仕事をするクンワルさんによると、新たに2部門が職種に加わったことで、すでに韓国語試験にパスして待機中の者は、業種変更をすることが可能とのこと。
これについて、すでに3週間前に、希望者は業種変更申請をするように通知を出しているという。
農業畜産業、製造業部門で韓国語試験を受けて合格している者にも、サービス業への変更願いを提出するように言ってると、クンワルさん。
「約3500人ほどが、業種変更の申請をしている。」
韓国政府は、韓国語試験に合格した者については、2年間はリストから名前を削除せずに置いておく。
ある推計によると、およそ1万5000人が、韓国語試験に合格のうえ、渡航できるのを待っているところだという。
農業部門での求人が減ったためで、その数は1万1000人にのぼる。
このうち、サービス部門への変更が認められたのは、9428人だ。
では、サービス部門では、どんな仕事があるのか?
クンワルさんによると、ホテル、レストランほか、清掃の仕事なども。
ただ、それぞれの分野でどれくらいの人数が必要か、について韓国側はまだ決定していない。
「韓国側としては、16か国から労働者を受け入れているわけだから、そのなかで、ネパール人がどれくらいの枠を与えられるかは、わからない。」とクンワルさん。
同様に、林業も今回新たに加わった業種だが、具体的にどういう職種がそこに含まれるかは、明らかにされていない。
韓国は、今年、製造部門においても、ネパール人労働者の受け入れ人数を増やしている。
以前は、1万6000人だったが、13.4%ほど増やす予定だ。
ということは、1万8000人くらいのネパール人が製造部門に就くことになる。
全体として、より多くのネパール人労働者が韓国に受け入れられるようになる。