ナショナル・フラッグのネパール航空が飛行機が158席中、エコノミークラスの座席が1席、壊れたまま、2週間にわたって運航を続けていた。

 

 

 

座れる状態ではないため、この座席は空席のまま、香港、ドーハ、クアラルンプール、バンガロール、ムンバイに飛んでいた。

 

 

1席を空席のまま、日2往復すると、平均して10万ほどの損失が出るとのことだ。

 

1座席を修理しても、費用はせいぜい10万ほど。

 

 

 

ということは、2週間で、ネパール航空は、140万の損失をすでに出したことになる。

 

 

 

にもかかわらず、情報筋によると、座席の修理をするという気配はない。

 

 

 

ネパール航空の上の方は、当該事実の把握さえしていなかったという。

 

 

 

さらに、情報筋によると、非公式に修理部品の調達に交渉を始めているが、いつ部品が調達できるかわからないのだという。

 

アメリカもしくはイギリスから調達する必要がある。

手に入らなければ、座席ごと交換する必要があるだろう、と。

 

 

 

エンジニア部門によると、使用不可の座席がひとつあるということは、周知済みだというが、それでも、すべての座席の予約を受け付けてしまったところもあり、揉める事態も生じている。

 

 

バンコクの空港では、ネパール航空の職員と乗客のあいだで、口論になった。