日本を見渡してみよう。NRN協会の会員って、去年より増えたか?

 

 

日に10時間、12時間、15時間も働いてる普通のネパール人が言ってること。

 

NRN協会は、将来のために来日した下層の労働者のために、何をしてくれる?

 何をしてくれてる? 

 

そんなふうに問われたら、答えに窮するよね。

 

 

暮らしのための組織だって言っても、事実がそうじゃないってことは、高い会費を見れば一目瞭然だ。

 

何も偉い役員にならなくたって、外国で暮らすネパール人の喜怒哀楽に寄り添える協会になってない。

私たちの協会だよ、って言えない。

 

 

協会の中は、ネパールの政治そのものだ。

 

社会奉仕するのに地位は関係ない。

いろいろ支援してくれてる人はちゃんといる。

 

でも、協会の偉い地位に就いてる人たちは、口ばっかりだ。

偉そうなこと言うだけで、何もしてないってのが、みんなの不満。

 

 

かつては、NRN協会の会員だってのは、誇りだったが、今じゃ恥ずかしい。

 

 

大地震の時の支援も、届くべき場所に届いてないって苦情も来てる。

 

 

ざっと見ただけで、上の方の連中は売名と私腹を肥やすのに忙しい。

そのために役職に就いてるって言ってもいいぐらいだ。

そんな声が、当の協会内部から出て来てる。

 

一般会員の絶望は言わずもがなだろう。

 

 

毎年、大会と選挙が近づくと、何かしら、よからぬ話が表面化する。

 

ふつうの人びとが協会を見る目は、地に落ちた。

 

 

協会で高い地位に就かなきゃ何も出来ないって考え方をしてる限り、ダメだ。

 

 

資本金だけじゃない、外国で学んだこと、見聞きしたこと、経験や身に付けた技能、知識、技術、そういった財産をネパールに取り入れなくちゃ。

 

それでこそネパールとNRN協会を、自分たちの誇りにすることができる。

 

さもなければ、おしまいだね。