クマリは初潮前の少女の生き神で、インドラジャトラ祭のとき、山車に乗って町を練り歩く。

 

元クマリのプリティ・サキャさんにインタビューしたのは、スルジャナ・シュレスタさん。

 

 

4歳の時にクマリになって、11歳で退任。

 

普通の生活に戻ってびっくりしたのは、男女差別。

 

外の世界では女性が見下されていることを知らなかったから、ショックを受けた。

 

すごく嫌だと思ったし、傷ついた。今はもう理解してる。

 

 

時代は変化している。今は男女がequal(平等)になってきている。

 

 

 

外の世界は面白いと思ったこともあるし、驚いたこともある。

 

人は、他人のことを陰でいろいろ言うなんて、知らなかったから、驚いた。

 

この世界はちょっと残酷だとも思った。

 

 

クマリだった頃、みんなが私を見て、respect してくれていた。

 

山車が動くと自分が動かしているみたいな気持ちになった。

 

 

 

私の次のクマリが山車に乗ってるのを見たときは、嫉妬を感じた。

 

でも後になって、退位するというのも制度なんだと理解した。

 

 

 

今、クマリを見ると幼少期の自分を見ている気がする。

 

 

 

 

クマリだった女性は結婚できないっていう人がいるけど、そんなことはない。

 

それぞれの自由意思だ。

 

 

 

https://www.bbc.com/nepali/news-49686140

 

 

* クマリについては以下を参照。

http://koyaken4852.hatenablog.com/entry/2018/09/25/114208