[お客さんもう食べなくていいですよ]
店名:ささもと
業種:居酒屋
住所:東京都新宿区西新宿1-2-7
営業時間: 17:00~23:00
定休日:無休
席数:18席
●女の人は勘弁してください
とても美味しい居酒屋がある。私が思うに、
ココのもつ煮込みはトップクラスの味だ。
ただの美味しい居酒屋だったらこのブログに載ることはないだろう。
ここに載っているということは、何かしらあるのである。
確かにある。この店に入るには、いくつかの条件と覚悟がいるのだ。
まず、女性同士は入店不可能である。
OLさん同士、女子大生さん同士、ご婦人同士は、
申し訳ないが入れないのであきらめよう。
理由はいろいろあるらしいが、別に差別や区別ではないので、
怒らないでほしい。お色気でお願いすればいいんじゃないかって?
「女の人はだめなんです。すいませんね(ペコリ)」
と笑顔で言われて門前払いである。
次に、団体さんも入店は難しいだろう。多くても4人。
6人や7人、ましてや10人なんて絶対に入店お断りになる。
どうしても食べたいとお願いしても、
「ホント、勘弁してくださいよ(ペコリ)」で終わり。
か、勘弁してくれって……。
●女性もダメだし予約も不可!!
もちろん、予約なんてできないので、
団体はあきらめざるをえない。
なので、男1人で行くか、男同士2~3人組みで行くか、
もしくはカップルで行くしかない。
そう、女性は男性とのカップルならば入店できるのである。
多分、オカマならば男性とみなされるかもしれない。
●悪いけど帰ってくれないすか?
晴れて入店できれば、ついに『ささもと』の素晴らしく
ジューシーなモツ煮込みを、堪能することができる。
しかしここで油断してはならない。
モツ煮込みに舌鼓を打つのも、できるだけ短時間で
済ませておくことをおすすめする。
なぜなら、店主はできるだけ早く客に帰ってほしいのだ。
そう書くと語弊があるかもしれない。
しかし、ダラダラと食べて注文を繰り返していると、
「もう勘弁してくれませんかぁ~」
「悪いけど帰ってくれないすか?」
と退店指示が店主から出される。
それでもゴネていると
「もう十分食べたでしょう。もういいですよ食べなくて」と、
「お客さん、それ以上食うと死にますよ。成人病で」
ニコニコした表情で注文禁止指示が出される。
もう食べるなって……。
そこまで言われてこの店に居座れる客はいまい。
帰るしかないのだ。もちろん、飲み足りない場合もあるだろうが、
心配しなくていい。ここはしょんべん横丁である。
『朝起』にでも行って強いマムシ酒でも飲めばいい。
ちなみに、ここのモツに込みは絶品である。
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