ドイツからこんにちは。

 

【伝わる声とコミュニケーションの専門家】
魅力開花ブランディングコーチの神谷ちよです。

 

 

 

あなたはお話しするときに

声のトーンを高くしますか?

低くしますか?

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#声の高さと背の高さの関係

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 『8割の人は自分の声が嫌い』

という本があります。

 

著者の山﨑さんによると、

日本の成人女性の声の高さは

世界一だそうです。

 

通常、人の地声の高さは

もって生まれた声帯と

声道の長さで決まります。

声帯と声道の長さはは身長にほぼ比例し、

長いと=低い声、

短いと=高い声となります。

 

つまり、

身長が高い人ほど声は低くなり、

身長の低い人は声が高くなるのですね。

ちなみに、わたしは身長167センチと、

同年代の日本人女性としては

比較的高いほう。

話し声も低めです。

(歌うときはソプラノですが)

 

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#日本人女性の声は作られている?

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一方、現代の日本女性の身長が

みんな低いかといったら、

そんなことはないですよね。

つまりこれは、無意識または意識的に

声をつくっている人が大勢いる、

ということを意味しています。

 

山崎氏によると、

 

この背景には、日本における

女性に求められてきた社会的価値観が影響している、

と言います。

女性は「女性らしさ」を求められ、

その結果、声は高い方が望ましいとされてきたというのです。

わたしの住むドイツでは、

TVのアナウンサーの女性なども、

比較的低めのリラックスした声で

話す人が多いです。

 

低い声で話をすると

周囲から権威(けんい)のある人だと

認識されやすいのです。

 

 

また

社会心理学および

人格心理学の研究によると、

低い声で話すうちに

話している本人の自己認識も変化して

自分をよりパワフルに思えて

自信が持てるようになる

とも言われています。

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#低い声でも話せるように

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日本女性のあの高い声のかわいい喋り方は、

日本で生きていく上では欠かせないスキルなのでしょう。

でも、海外でも高い声で話していると

一人の尊敬に足る大人として

相手にされない可能性が極めて高くなります。

必要に応じて、

また、時と場合に応じて

声の高低を切り替えできるといいですね。