茨城県の御年配の女性から泣きながら相談があった。
「犬がよく鳴くので隣近所から『処分しろ!』と苦情があって、仕方がないから保健所に連れて行かざるを得ません。何か良い方法はないでしょうか?」と・・・
「保健所のガス室で窒息死させるくらいなら、思い切って声帯除去の方がワンちゃんもあなた(飼い主)にとっても、その後のお互いの犬生、人生にとって良いのではないですか?」とアドバイスした。
究極の選択である。ワンちゃんも飼い主もそして我々にとっても断腸の思いである。
その後、思い切って声帯除去手術をし、より一層いとおしく愛情を注いでいるという。
「ありがとうございました」と言って下さった事に救われ、ホッとする反面、悲しい気持ちにおそわれる決断であった。