毎年、今頃はパキスタンを訪れてるので、いろいろ、思い出してます・・・・
さて、今回は女医について。
もし、パキスタン人と結婚して、あっちに行って親戚と会ったら、身内の女医の多さにびっくりする事、あると思います。
ドバイにいる時も、ドバイに出稼ぎに来てるパキスタン男性、その婚約者が女医だったり、女教師だったり。
結構な確率でしたよ。
ところで、最近、日本の報道で「インドパキスタンよりも、日本方が女性の地位が低い。なぜなら、女医や女教師の数で劣っている」
みたいに描かれていたんですが・・・・
パキスタンの女性が虐げられている、とは言いませんが、これは、ちょっと違いますねえ。
パキスタンイスラム共和国はその名の通り、イスラム教。
女は女にしか基本、触れてはいけない、体を見せてはいけない、だから、女医が必要なんだ、必須なんだってことです。
これはムルタンに行くと、実感します。
女性は、知らない男性と話すことは推奨されず、男性が自宅に来客した場合、女性は姿を隠す必要があります。私も何回隠れたことか。
それに街に出て、日本のように、レストランやショップで、女性の店員さんを見ることは、ほとんど有りません。
義妹と、他に、3人ほどパキスタン女医を知っていますが、皆、主婦であり、家族の調子が悪くなったときに体を見てあげる風で、日本人が想像するような・・・「私、失敗しませんから!」(ドラマ見過ぎ 笑)と、ヒールで出勤、看護師に指示を出し、では無いですね。
ムルタンでは、義妹が男の付き添いなしで出歩くことは、まず、有りません。半袖やミニスカートを履くことも無い。そう言った宗教が法律の一部なので、単純に数やパーセントで日本と比較することは、土台無理な話です。
ところで、ムルタンで調子悪くなったとき、結局、治療してくれたのは、やはり、医者である義妹でした。
医院に行くことはなく、あくまで自宅治療。
「暑いから調子が悪くなった」と言う診断結果で、自宅で点滴してもらいましたが。
家で注射針刺したりするのは、あまり、気持ちの良いものでは有りませんでしたがね〜
これ、重篤な病気だったらどうするんだろう?と思ったものです。ちなみに日本に帰って調べてもらったら、膀胱炎でした。
それで、日本の外務省のホムペを見てみると、「パキスタンで医療行為は推奨できない、日本に帰国してから医療機関を受けること」と書いてありまして・・・
なので、まあ、気になる方は、パキスタン行く前に、薬局で一通り、薬は揃えて行くと良いかもしれません。
話が飛びますが、あと、虫除けのスプレーも必須ですよ。飛行機に持ち込めるタイプがあるので、ぜひ。笑
と、言うことで、次回は一体いつ行けるのか不明ですが、思い出したこと、つらつら書いてみました。
ありがとう御座いました♪