パキスタンで列車火災があったようですね。

 

原因は、乗客の持ち込んだガスボンベとか(客室内で調理していたとの情報も)

 

yahoo!ニュースで流れてきた情報ですが、

 

それに対しての日本人皆様のコメントが、

 

「なんでガスボンベを持ち歩く??」

 

「なぜ電車に?」

 

「危険!」

 

と言う風なコメントが流れていましたが・・・

 

 

 

パキスタンと日本のガスボンベに対する安全基準は、全く違う。

 

というか、真逆のような気がします・・・・私。

 

 

 

 

夫の実家は、義父が政府の仕事をしていたくらいなので、まあ普通の家なのですが。

 

しかし、結婚当初から、そして、本年の里帰りの際も。

 

とにかく停電しまくる!!!

 

そして、

 

ガスも20時頃には、とまる!!!

 

 

 

Oh, 温かい湯で、いつでも洗髪できるのは、先進国の特権なのだと、いつも思い知るので有ます。

(とはいえ、夏は暑いので、皆、昼間に水浴び的に洗ってますから、不潔とかそういうのは違う)

 

 

 

で、そのガスも、朝から来ない日もある。

 

そんな日は、義母が倉庫から「ガスボンベ」をゴロゴロ出してきて、それを使って、お料理を調理するわけですが。

 

カセットコンロに使うようなサイズでは無いですよ。てか、逆にそんな小さいのを見たことがない。

 

普通に、日本なら業者しか扱わないような、でっか〜いやつです。

 

それをコンロの火のそばで使うもんだから。

 

 

 

 

あ・あ・あぶね〜〜〜〜〜!!!

 

 

 

なんて私は思ってたわけですが。

 

 

 

しかし、それは、夫には見慣れた光景で、子供達も、その周りで遊んでる。

 

危ない!とかだーれも注意しないんですね。

 

で、そういう風景を見ていると、私もどんどん慣れてくるもんで。あら、人間とは不思議なもの。

 

 

 

だって、ずっと、これで調理してるんだから、危ないわけないじゃん。

 

え?どこかで事故が起こった?

 

でも、うちじゃないから。

 

 

 

日本のように、何か一つ事故が起これば、すぐに【これは禁止!】

 

そんなヤワな感じじゃないんですね。

(というか、そんなことしたら、生活できない、というのもあるか)

 

 

 

 

 

なので、電車火災事故も、きっと、悪い意味でなく、乗客の人々も、危ないとか、安全とか超越してたのでは。

 

 

 

 

とはいえ、ヤフコメの人がパキスタンの現状を知る由もなく。

 

当然私も、夫と結婚しない限り、パキスタンにはお邪魔しなかったでしょうしね!

 

 

 

 

ただ、パキスタンやドバイに行って色んな人々と知り合えて感じるのは、世界には日本人の安全で清潔な生活、とは全く違う生活をしている人々がいて。で、どっちかってと、そういった人々の方が、どうやら世界には多いってことです。