私は、パキスタンで結婚したのでムスリムです。
が、日本ではハラールフードやってません。
ズバリ！
ハラールややこしい＋日本の美味しいもの食べたい。ので。
と、これを前置きにして・・・・
先だって、とある喫茶店で、夫はエビピラフを食べていました。
そんな時！
事件が起きたのです！
さて第二の前置きがここで入りますが、
夫はハラールフードをやってますので、注文する際に、
『エビ以外に何も入っていませんよね？え？キノコが入ってる？それだけ？ほんと？じゃあ注文します』
と、確認しておりました（通訳は私）
スタッフさん、もちろん、【変な客がきたな〜】ですわねえ。
話逸れますが、この確認作業。
もし、もし、もし、もし、・・・私がハタチだったら！
多分、嫌になってたでしょうねえ、この結婚。
アレルギー等の体に重篤な危険を犯すわけでもないのに、
毎回、どこに行っても、店員さんにあれこれ、
材料を、根掘り葉掘り聞くのって・・・・・
それも宗教上って言う理由で・・・・・
日本って、宗教で食の縛り＝カルト？！ ってイメージが強いかと、
初々しい女性だったら、恥ずかしくって。
この結婚は間違いでは！？
やり直しちゃうかも。
しかし、もう、私、年齢を経て角がほとんどなくなっちゃったので、
夫→「ねえ、この料理の材料を確認してくれない？」
私→「はいはい、どれ？どのメニュー？聞いてみますねぇ」
こんな感じです。
日本の店員さんは真面目で、時に本部まで電話して聞いてくれるので、
働かせちゃって、まあ、本当、すいません。
とても、申し訳なくって。
さあさあさあ、そんな時、事件が！！！！！！
夫→「あ？あれ？愛ちゃん、これ何かな？」
見ると食べかけの、夫の皿に、１個、約１センチ程度角の。
うーん、これ、見たことあるぞ。
これってベーコン＝豚では。
うん。
まがいもなくベーコン。きっと、どっかから紛れたんでしょう。
チャラリ〜〜〜〜♪
私→「な・な・な・なんだろうね〜〜、ちょ、ちょっとわかんないや・・・
ち・チキン・・・かな？ 夫、気になるなら、他のを頼んで。
残りは、私が食べるから」
夫→「う・うん・チキン・・だね・・僕、満腹だから、デザートでも頼もうかな・・・」
（そして、冒頭の画像フレンチトーストアイスを頼む夫）
そう。
夫は、【豚（ピッグ）】 と言う、単語を使うことも、
動物園で豚を見ることすら、もうダメ。ホラーの域。
と、言うことで、チキンということにしておきましたの。
これ、妻の優しさ( ・∇・)
チキンもハラールでないと食べませんが、チキンは食べ物。
紛れ込むなら、チキンの方が100万倍マシなのです。
豚は人間の食べ物に分類されてません。夫の中では。
はい。
パキスタンは人口の約95パーセントがイスラム教徒。
パキスタンで育ったパキスタン人は、学校に上がる頃から、イスラム教について学びます。
お祈りの方法や、日々の暮らし、そして、
豚＝ダメ〜〜〜最悪
って、これ、食べるだけでなく、豚皮の製品、豚のシルエット、置物、などなど、
食べる豚肉は勿論、豚毛のブラシ、豚皮手袋、なんかも、パキにはありません。
（ちなみに、外国に居住している人は、そこまででない人、また、食べる人もいます）
人間って子供の頃から教育すると、こうなるんだなあ、と興味深いです。
そして、この日の夫、
ベーコンの切れ端を見た途端、ガクーっとうなだれてしまい( ・∇・)
そう、そのお姿。
まるで、
美味しい！美味しい！と食べていたラーメンの最後、
スープを飲む段に、
底の方に、誰もが知る、動き素早い例の黒系の「虫」（しかも大サイズ）が沈んでいた！！！
うわーうわー！ほとんど食べちゃったよ〜〜！？！？
そのような落ち込みよう。
とても、可愛そうになっちゃいました。
もちろん、お店に苦情なんか言いませんよ。
（ここで言う人だったら、年齢を経た愛ちゃんでも離婚考える！笑）
ま、そう言うわけで、
今現在、イスラミックカントリーにお住みで、お引越しを考え中。
ハラールフードは他の国、日本に行っても守るぞー！って言う夫さんをお持ちの日本女性様、
こう言う、場面もあり得ますので。
ぜひ、ご参考に。
とりあえず、チキン、で乗り越えるのが吉。
え・・・・・・何の参考にもならん？
そう。そっか・・・・・・・・・・
【うちのハラール晩御飯】
ナスのはさみ揚げして見ました。
もちろん、挟んだミンチは、ハラールでーす。
ハラールのミンチは、なんしかパサパサしてて、単品では、旨味が少。
合い挽きとかも無いしね！？笑
ですが、味噌を練り込み、茄子で挟んで揚げると、ナスの水分が手伝って、
ジューシーに仕上がります♪